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第104話
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だ、だめえっ!
心の中で僕は叫ぶ。
身体じゅうの体液を吸い取られ、ミイラと化してしまったブライト。
彼を助けるために、今僕にできることといったら、ひとつしかない。
そうー。
命が枯渇しかけた彼の肉体に、驚異的な治癒力を秘めた僕の精液をたっぷりかけてやることだ。
でも、これでは、その前に、この魔族に全部吸い取られてしまう・・・。
「どうだ、いいか?」
頬に開いたふたつの口を笑みの形に歪めて、アラクネが訊く。
むろん僕には返事のしようがない。
なぜって口の中に侵入したアラクネの触手に、舌を吸われているからだ。
舌と勃起したふたつの乳首、そして股間から怒張したペニスの三か所を触手に吸われながら、もう一本の触手で肛門を犯されるー。
ブライトが味わった快楽地獄に、今度は僕が直面しているのだ。
正直、気持ちよかった。
ああ・・・。
あまりの良さに、気が遠くなる。
も、もう、い、いき、そう・・・。
視界の隅に、骨と皮だけにされ、地面に放置されたブライトの姿が見えた。
うう・・・。
目尻に涙がにじむのが分かった。
ごめん、ブライト・・・。
今度こそ、ボク、もう、だめみたいだよ…。
心の中で僕は叫ぶ。
身体じゅうの体液を吸い取られ、ミイラと化してしまったブライト。
彼を助けるために、今僕にできることといったら、ひとつしかない。
そうー。
命が枯渇しかけた彼の肉体に、驚異的な治癒力を秘めた僕の精液をたっぷりかけてやることだ。
でも、これでは、その前に、この魔族に全部吸い取られてしまう・・・。
「どうだ、いいか?」
頬に開いたふたつの口を笑みの形に歪めて、アラクネが訊く。
むろん僕には返事のしようがない。
なぜって口の中に侵入したアラクネの触手に、舌を吸われているからだ。
舌と勃起したふたつの乳首、そして股間から怒張したペニスの三か所を触手に吸われながら、もう一本の触手で肛門を犯されるー。
ブライトが味わった快楽地獄に、今度は僕が直面しているのだ。
正直、気持ちよかった。
ああ・・・。
あまりの良さに、気が遠くなる。
も、もう、い、いき、そう・・・。
視界の隅に、骨と皮だけにされ、地面に放置されたブライトの姿が見えた。
うう・・・。
目尻に涙がにじむのが分かった。
ごめん、ブライト・・・。
今度こそ、ボク、もう、だめみたいだよ…。
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