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第70話
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ああ…、ついに、言ってしまった。
僕は絶望感に駆られ、目を閉じた。
ふっ。
ブライトが嗤ったようだった。
おしまいだ。
僕はここで捨てられる。
誰とでも寝るオメガなど、お払い箱に決まっている。
ああ、これからどうしよう。
村は獣人族の襲撃で、おそらく壊滅状態だ。
うんともすんとも言ってこないところをみると、マサラおばさんも、殺されてしまったのだろう。
つまり、元の生活にはもう戻れないということだ。
どこか他の村に行って、娼年としての生活を続けるかー。
はぐれオメガの僕にできることなんて、しょせん、それしかないのだから…。
と、笑い声がした。
ブライトが、くっくと喉の奥で笑っているのだ。
ん?
なに?
僕はおそるおそる薄目を開けた。
屹立した肌色の肉棒越しに、ブライトが僕を見つめている。
「な、なに?」
緊張にかすれた声で訊き返すと、
「それでいいんだよ」
目を細めて、ブライトがうなずいた。
「誰に凌辱されても、感じてしまう。それこそ、真のオメガの姿なのさ」
そうして、むんずと僕の勃起ペニスを握りしめてきた。
「あふ」
ぴくん。
自然と丸裸の下半身が跳ね上がる。
「だいぶ溜まったろう。待ってろ、今、思う存分、出させてやる。おまえのアツアツのミルクを、な」
僕は絶望感に駆られ、目を閉じた。
ふっ。
ブライトが嗤ったようだった。
おしまいだ。
僕はここで捨てられる。
誰とでも寝るオメガなど、お払い箱に決まっている。
ああ、これからどうしよう。
村は獣人族の襲撃で、おそらく壊滅状態だ。
うんともすんとも言ってこないところをみると、マサラおばさんも、殺されてしまったのだろう。
つまり、元の生活にはもう戻れないということだ。
どこか他の村に行って、娼年としての生活を続けるかー。
はぐれオメガの僕にできることなんて、しょせん、それしかないのだから…。
と、笑い声がした。
ブライトが、くっくと喉の奥で笑っているのだ。
ん?
なに?
僕はおそるおそる薄目を開けた。
屹立した肌色の肉棒越しに、ブライトが僕を見つめている。
「な、なに?」
緊張にかすれた声で訊き返すと、
「それでいいんだよ」
目を細めて、ブライトがうなずいた。
「誰に凌辱されても、感じてしまう。それこそ、真のオメガの姿なのさ」
そうして、むんずと僕の勃起ペニスを握りしめてきた。
「あふ」
ぴくん。
自然と丸裸の下半身が跳ね上がる。
「だいぶ溜まったろう。待ってろ、今、思う存分、出させてやる。おまえのアツアツのミルクを、な」
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