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第68話
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「そ…それは…」
僕は口ごもった。
カッと顏が熱くなり、股間のペニスがぴくりと反応するのがわかった。
走馬灯のように、さまざまなシーンが脳裏を去来する。
ランプの明かりに照らされた、深夜のヤギ小屋の中。
ロープで縛られ、天井から吊るされた僕。
もちろん、服なんて、着ていない。
四肢を後ろに折り曲げられ、袋みたいな恰好で、ペニスだけを真下に突き出して…。
触られ、しゃぶられ、大きくなったそれを、ミルクが出るまで扱きまくる、荒々しくいやらしい大人たちの手。
しまいには、犬の恰好をさせられて、こじ開けられたお尻の穴に、太くて熱いあれを…。
感じなかった、といえば、嘘になる。
記憶の中の僕は、泣き叫んではいるものの、その声は悲鳴から次第に甘えたものになり、最後には…。
だって、心がいくら拒否しても、いったんヒート状態になると、オメガの肉体は誰の愛撫にも敏感に反応してしまうのだから…。
でも、言えない、そんなこと。
正直に告げたら、今度こそ間違いなく、僕はブライトに嫌われてしまうー。
僕は口ごもった。
カッと顏が熱くなり、股間のペニスがぴくりと反応するのがわかった。
走馬灯のように、さまざまなシーンが脳裏を去来する。
ランプの明かりに照らされた、深夜のヤギ小屋の中。
ロープで縛られ、天井から吊るされた僕。
もちろん、服なんて、着ていない。
四肢を後ろに折り曲げられ、袋みたいな恰好で、ペニスだけを真下に突き出して…。
触られ、しゃぶられ、大きくなったそれを、ミルクが出るまで扱きまくる、荒々しくいやらしい大人たちの手。
しまいには、犬の恰好をさせられて、こじ開けられたお尻の穴に、太くて熱いあれを…。
感じなかった、といえば、嘘になる。
記憶の中の僕は、泣き叫んではいるものの、その声は悲鳴から次第に甘えたものになり、最後には…。
だって、心がいくら拒否しても、いったんヒート状態になると、オメガの肉体は誰の愛撫にも敏感に反応してしまうのだから…。
でも、言えない、そんなこと。
正直に告げたら、今度こそ間違いなく、僕はブライトに嫌われてしまうー。
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