62 / 460
第60話
しおりを挟む
それは、一言でいえば、”再生”だった。
透明な皮膜のように肌を覆っていた僕の精液が跡形もなく沁み込んでいくと、その下から現れたのは…。
初々しいピンク色をしたふたつの乳首、そして、股間から生えた小指くらいのペニスだった。
ペニスの根元には、驚くべきことに、一対の睾丸らしき袋もついている。
その頃にはさすがに僕の射精も止まっていた。
精を搾り尽くして脱力した僕を抱きしめると、耳の穴に熱い息を吹きかけながら、ブライトが言った。
「思った通りだ。レム、おまえの精液は、俺にとってはまさに神の酒、ネクタルなんだ。あの時、偶然かけられたおまえの精液で刀傷が治癒した時、もしやとは思ったが…まさか、これほどとはな。つまり、おまえさえ傍に居てくれれば、俺は不死身だってことだ。レム、これがどれほどすごいことか、わかるか?」
「く、くすぐったいよ」
キスの嵐に、僕は身悶えた。
「でも、ブライトが無事で、本当に良かった。大事なところも、再生したし…」
抱きついて、生まれたてのブライトの乳首を吸う。
けれど、僕には口が裂けても言えない後ろめたさも、あるのだった。
だって僕は、傷つけられるブライトの姿に欲情してしまったのだ。
あれほど情事を重ねた後なのにまた射精できたのは、人体破壊されたブライトに興奮したからに他ならない。
「いや、まだダメだ…」
ブライトが僕にキスをしながら、金茶色の縮れ毛をまさぐった。
「もっとエキスをくれ。もっともっと、大量に。そう…一刻も早く、俺の躰が元に戻るように。今度はおまえのネクタルをたらふく飲んで、更に内側から躰を補強するのさ…」
透明な皮膜のように肌を覆っていた僕の精液が跡形もなく沁み込んでいくと、その下から現れたのは…。
初々しいピンク色をしたふたつの乳首、そして、股間から生えた小指くらいのペニスだった。
ペニスの根元には、驚くべきことに、一対の睾丸らしき袋もついている。
その頃にはさすがに僕の射精も止まっていた。
精を搾り尽くして脱力した僕を抱きしめると、耳の穴に熱い息を吹きかけながら、ブライトが言った。
「思った通りだ。レム、おまえの精液は、俺にとってはまさに神の酒、ネクタルなんだ。あの時、偶然かけられたおまえの精液で刀傷が治癒した時、もしやとは思ったが…まさか、これほどとはな。つまり、おまえさえ傍に居てくれれば、俺は不死身だってことだ。レム、これがどれほどすごいことか、わかるか?」
「く、くすぐったいよ」
キスの嵐に、僕は身悶えた。
「でも、ブライトが無事で、本当に良かった。大事なところも、再生したし…」
抱きついて、生まれたてのブライトの乳首を吸う。
けれど、僕には口が裂けても言えない後ろめたさも、あるのだった。
だって僕は、傷つけられるブライトの姿に欲情してしまったのだ。
あれほど情事を重ねた後なのにまた射精できたのは、人体破壊されたブライトに興奮したからに他ならない。
「いや、まだダメだ…」
ブライトが僕にキスをしながら、金茶色の縮れ毛をまさぐった。
「もっとエキスをくれ。もっともっと、大量に。そう…一刻も早く、俺の躰が元に戻るように。今度はおまえのネクタルをたらふく飲んで、更に内側から躰を補強するのさ…」
応援ありがとうございます!
1
お気に入りに追加
117
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる