59 / 478
第57話
しおりを挟む
コリッ。
奥歯で噛んでみた。
プチ。
簡単に潰れて、中からとろみのある液体が溢れ出す。
青臭い匂いが、口いっぱいに広がった。
精液だ。
やはりこれは、ブライトの精巣のひとつだったのだ。
僕は夢中でその液体を味わった。
アルファの男性の精液は、これまで味わったベータの精液とは違い、格段に美味だった。
まず、濃度からして、違っていた。
コクがあり、味わいが深いのだ。
さらに言えば、上顎と下顎が貼りついてしまうほど、粘度が高い。
僕は舌つづみを打ちながら、そのヤギの乳よりも濃厚な体液を味わった。
この中に、ブライトの子種が無数に泳いでいるのかと思うと、愛おしすぎて一滴もこぼせなかった。
喉を鳴らして飲んでいるうちに、下半身が熱くてたまらなくなってきた。
ブライトの尿道口にねじ込んだペニスが、これ以上ないくらい硬く尖ってしまっているのだ。
「い、いっちゃう」
ブライトの血まみれの胸に顔をうずめ、僕は喘いだ。
「ブライト、僕もう、出りゅ、出ちゃうぅっ!」
奥歯で噛んでみた。
プチ。
簡単に潰れて、中からとろみのある液体が溢れ出す。
青臭い匂いが、口いっぱいに広がった。
精液だ。
やはりこれは、ブライトの精巣のひとつだったのだ。
僕は夢中でその液体を味わった。
アルファの男性の精液は、これまで味わったベータの精液とは違い、格段に美味だった。
まず、濃度からして、違っていた。
コクがあり、味わいが深いのだ。
さらに言えば、上顎と下顎が貼りついてしまうほど、粘度が高い。
僕は舌つづみを打ちながら、そのヤギの乳よりも濃厚な体液を味わった。
この中に、ブライトの子種が無数に泳いでいるのかと思うと、愛おしすぎて一滴もこぼせなかった。
喉を鳴らして飲んでいるうちに、下半身が熱くてたまらなくなってきた。
ブライトの尿道口にねじ込んだペニスが、これ以上ないくらい硬く尖ってしまっているのだ。
「い、いっちゃう」
ブライトの血まみれの胸に顔をうずめ、僕は喘いだ。
「ブライト、僕もう、出りゅ、出ちゃうぅっ!」
1
お気に入りに追加
121
あなたにおすすめの小説
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/bl.png?id=5317a656ee4aa7159975)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/essay.png?id=5ada788558fa89228aea)
極悪家庭教師の溺愛レッスン~悪魔な彼はお隣さん~
恵喜 どうこ
恋愛
「高校合格のお礼をくれない?」
そう言っておねだりしてきたのはお隣の家庭教師のお兄ちゃん。
私よりも10歳上のお兄ちゃんはずっと憧れの人だったんだけど、好きだという告白もないままに男女の関係に発展してしまった私は苦しくて、どうしようもなくて、彼の一挙手一投足にただ振り回されてしまっていた。
葵は私のことを本当はどう思ってるの?
私は葵のことをどう思ってるの?
意地悪なカテキョに翻弄されっぱなし。
こうなったら確かめなくちゃ!
葵の気持ちも、自分の気持ちも!
だけど甘い誘惑が多すぎて――
ちょっぴりスパイスをきかせた大人の男と女子高生のラブストーリーです。
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
![](https://www.alphapolis.co.jp/v2/img/books/no_image/novel/love.png?id=38b9f51b5677c41b0416)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる