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第48話
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「さあ、できたぞ」
豚男が得意げにかざして見せたのは、すべての表皮を剥かれ、筋肉組織だけになったペニスだった。
ぎらつく肉色をしたその太い棒は、できたての腸詰のようにホカホカ湯気を上げている。
「おめえが踏んだところが潰れちゃいるが、こうして見ると、なかなかどうして、綺麗なもんだな」
豚男の言う通りだった。
真ん中あたりが無残にへこんでいるものの、ペニス自体は長くて太く、とても硬そうで逞しい。
皮をはぎ取られたせいで、鎧のように筒を覆った海綿体組織の凹凸が、ひどく肉々しい。
「で、どうすんだい? そのチンポ、今度は兄貴が食べるのかい?」
熊男の問いに、豚男がぶんぶん首を左右に振って否定する。
「馬鹿な。そんなもったいないことすっかよ。これはな、もっとおもしれえことに使うんだ」
「おもしれえこと?」
「おうさ。まずな、クマ、おめえ、そのアルファを犬の恰好にしろ」
「アルファを、犬の?」
「そうだ。四つん這いにさせて、裸のケツを思いっきりあげさせるんだよ」
「アルファのケツ? ああ、そういうことか」
熊男の顔に、ニチャアっといやらしい笑みが浮かんだ。
その笑顔に、僕はゾッとなった。
なんだ?
こいつら、今度はブライトに、何をするつもりなのだろう?
豚男が得意げにかざして見せたのは、すべての表皮を剥かれ、筋肉組織だけになったペニスだった。
ぎらつく肉色をしたその太い棒は、できたての腸詰のようにホカホカ湯気を上げている。
「おめえが踏んだところが潰れちゃいるが、こうして見ると、なかなかどうして、綺麗なもんだな」
豚男の言う通りだった。
真ん中あたりが無残にへこんでいるものの、ペニス自体は長くて太く、とても硬そうで逞しい。
皮をはぎ取られたせいで、鎧のように筒を覆った海綿体組織の凹凸が、ひどく肉々しい。
「で、どうすんだい? そのチンポ、今度は兄貴が食べるのかい?」
熊男の問いに、豚男がぶんぶん首を左右に振って否定する。
「馬鹿な。そんなもったいないことすっかよ。これはな、もっとおもしれえことに使うんだ」
「おもしれえこと?」
「おうさ。まずな、クマ、おめえ、そのアルファを犬の恰好にしろ」
「アルファを、犬の?」
「そうだ。四つん這いにさせて、裸のケツを思いっきりあげさせるんだよ」
「アルファのケツ? ああ、そういうことか」
熊男の顔に、ニチャアっといやらしい笑みが浮かんだ。
その笑顔に、僕はゾッとなった。
なんだ?
こいつら、今度はブライトに、何をするつもりなのだろう?
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