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第47話
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千切り取られた自分自身の精巣を食べさせられるー。
ある意味それは、殺されるよりも残酷なことだったかもしれない。
恐怖と興奮で茫然とする僕の前で、しかし、獣人たちはまだ”狂宴”をやめようとしない。
「次はこいつだ」
豚男が掲げたのは、真ん中あたりがひしゃげたブライトのペニスである。
「あ」
この時僕が驚きの声を上げたのは、ほかでもない。
一部が爆ぜて中身をはみ出させながらも、ブライトの生殖器官がまだ雄々しく勃起し続けていることに気づいたからだ。
「兄貴、そんなもん、どうすんの?」
無邪気な口調で、熊男がたずねた。
ふたりとも、ブライト相手に思いっきり射精した直後だけに、さっぱりした顔つきをしている。
今の彼らは、まるで人形を壊して遊ぶ幼児みたいな雰囲気だ。
「これを、こうしてだな」
右手でペニスのつけ根を持ち、垂直に立てると、豚男が左手の指で、亀頭の首のあたりから、皮を剥き始めた。
あたかも、バナナの皮を剥いて、中身を曝け出すように、いかにも楽しそうに、べりべりと・・。
ある意味それは、殺されるよりも残酷なことだったかもしれない。
恐怖と興奮で茫然とする僕の前で、しかし、獣人たちはまだ”狂宴”をやめようとしない。
「次はこいつだ」
豚男が掲げたのは、真ん中あたりがひしゃげたブライトのペニスである。
「あ」
この時僕が驚きの声を上げたのは、ほかでもない。
一部が爆ぜて中身をはみ出させながらも、ブライトの生殖器官がまだ雄々しく勃起し続けていることに気づいたからだ。
「兄貴、そんなもん、どうすんの?」
無邪気な口調で、熊男がたずねた。
ふたりとも、ブライト相手に思いっきり射精した直後だけに、さっぱりした顔つきをしている。
今の彼らは、まるで人形を壊して遊ぶ幼児みたいな雰囲気だ。
「これを、こうしてだな」
右手でペニスのつけ根を持ち、垂直に立てると、豚男が左手の指で、亀頭の首のあたりから、皮を剥き始めた。
あたかも、バナナの皮を剥いて、中身を曝け出すように、いかにも楽しそうに、べりべりと・・。
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