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第10話
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ブライトは両手で僕の腰をつかみ、逆さにした僕の顔に、股間を押しつけている。
立ったままの、シックスナインー。
体力があり、筋力にも恵まれたアルファだからこそ、成せる技である。
ブライトの陰部は、綺麗に毛が剃ってあり、人形のそこのようにつるつるだ。
だから顔を押しつけても、痛くない。
幸い、僕も、そうだった。
ホルモンの関係なのか、第二次性徴期を迎えても、オメガは陰毛が生えてこないのだ。
口の中いっぱいに膨れ上がった、ブライトの熱い肉の塊を、頬の内側全体できゅっと包み込んだ刹那ー。
僕の下半身の中心に、一種異様な疼きが沸き起こった。
ブライトが、僕の勃起ペニスを口に含んでくれたのだ―。
そう察知したとたん、すさまじいときめきが僕の胸の中で爆発した。
ああ、なんてー。
なんてことー。
僕は今、上級国民のアルファにおフェラされている…。
ちゅうちゅう音を立てて僕を吸うブライト。
「アアッ! イクッ! 逝っちゃうぅっ!」
すでに半ば射精しかけていた僕は、躰を海老ぞりにして、その口の中に熱いミルクをぶちまけた。
ブライトが放ったのは、それとほとんど同時だった。
灼熱の亀頭がぶわっと膨らんだかと思うと、次の瞬間、青臭い液体が雪崩れのように僕の口の中に溢れ返った。
たちまち口腔内がネバネバになり、舌が上顎に貼りついた。
全身から力が抜けるのを感じながら、僕は恍惚となった。
至福感に、目がくらむ思いだった。
ああ、なんて、かぐわしい…。
口の中に溢れ返ったねばつくミルクを味わいつつ、僕はやがて、涅槃の中で意識を失った。
立ったままの、シックスナインー。
体力があり、筋力にも恵まれたアルファだからこそ、成せる技である。
ブライトの陰部は、綺麗に毛が剃ってあり、人形のそこのようにつるつるだ。
だから顔を押しつけても、痛くない。
幸い、僕も、そうだった。
ホルモンの関係なのか、第二次性徴期を迎えても、オメガは陰毛が生えてこないのだ。
口の中いっぱいに膨れ上がった、ブライトの熱い肉の塊を、頬の内側全体できゅっと包み込んだ刹那ー。
僕の下半身の中心に、一種異様な疼きが沸き起こった。
ブライトが、僕の勃起ペニスを口に含んでくれたのだ―。
そう察知したとたん、すさまじいときめきが僕の胸の中で爆発した。
ああ、なんてー。
なんてことー。
僕は今、上級国民のアルファにおフェラされている…。
ちゅうちゅう音を立てて僕を吸うブライト。
「アアッ! イクッ! 逝っちゃうぅっ!」
すでに半ば射精しかけていた僕は、躰を海老ぞりにして、その口の中に熱いミルクをぶちまけた。
ブライトが放ったのは、それとほとんど同時だった。
灼熱の亀頭がぶわっと膨らんだかと思うと、次の瞬間、青臭い液体が雪崩れのように僕の口の中に溢れ返った。
たちまち口腔内がネバネバになり、舌が上顎に貼りついた。
全身から力が抜けるのを感じながら、僕は恍惚となった。
至福感に、目がくらむ思いだった。
ああ、なんて、かぐわしい…。
口の中に溢れ返ったねばつくミルクを味わいつつ、僕はやがて、涅槃の中で意識を失った。
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