R指定

ヤミイ

文字の大きさ
663 / 869

655

しおりを挟む
「いったん、拘束を解いてください」
 僕は塁に頼んだ。
「先生のも、お願いします」
 自由になると、ぐったりとベッドのヘッドボードに背中を預けている先生を抱き寄せた。
 先生は、精を出し尽くしたかのように、放心状態に陥っている。
 心が、まだ、”賢者タイム”から戻ってきていないのだ。
 ただ、股間から生えた先生のペニスは、いまだにカチコチに勃起したままだった。
 下腹にくっつかんばかりにまっすぐにそそり立つ筋肉質の肉の棒は、カミキリムシの幼虫であるテッポウムシそっくりだ。
 全体が肉々しくて肌色のところも、実によく似ている。
 直腸の一部が前立腺の一部を包みこんだまま肛門からはみ出しているせいで、今の先生には、おそらくまだ微細ながらドライオーガズムの影響が残っているに違いない。
「まず、こうして、と」
 僕はマネキンのように無抵抗の先生の躰を、好きなように動かした。
 先生の両脚を180度開脚させ、僕自身も同様に左右に思いっきり足を開く。
 そうしておいて、お互いの脚をぴったりくっつける。
 そうすると、自然、僕らは抱き合う形になり、股間では性器同士が密着した。
 言わずと知れた兜合わせの体位である。
 ただ、今までしてきた兜合わせと違うのは、180度開脚した両足同士も密着させているため、躰と躰の密着度がおそろしく高いという点だ。
 胸板同士もくっつき、おかげで乳首と乳首が乳頭を正面から突き合わせる形になっている。
「このまま、早く足首を固定してください」
 180度開脚はかなり股関節に負担がかかり、僕は食いしばった歯の間から塁に声をかけた。
「固定したら、ふたりいっぺんに、吊り下げて」
「わかったわ」
 塁が、僕と先生の足首をひとまとめにして、結束バンドで拘束した。
 お互い倒れないように先生を抱きしめると、ロープが引かれ、躰が上昇し始めた。
「これだけ?」
 抱き合ったまま吊り下げられた僕らを見上げて、拍子抜けしたように、塁が言う。
 確かにそうだ。
 ただこれだけでは、僕と先生は性器同士をくっつけ合って抱き合っているにすぎないのだ。
「いえ、まだです」
 ふたりの躰に挟まれ、垂直に立ち上がった勃起陰茎の裏側に、先生の陰茎の熱く硬い感触を楽しみながら、僕は言った。
「今から言うものを、用意してくれませんか?」

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

灰かぶりの少年

うどん
BL
大きなお屋敷に仕える一人の少年。 とても美しい美貌の持ち主だが忌み嫌われ毎日被虐的な扱いをされるのであった・・・。

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

スライムパンツとスライムスーツで、イチャイチャしよう!

ミクリ21
BL
とある変態の話。

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

BL短編集

田舎
BL
タイトル通り。Xくんで呟いたショートストーリーを加筆&修正して短編にしたやつの置き場。 ※こちらは激しい描写や♡描写のない作品となります。

BL 男達の性事情

蔵屋
BL
漁師の仕事は、海や川で魚介類を獲ることである。 漁獲だけでなく、養殖業に携わる漁師もいる。 漁師の仕事は多岐にわたる。 例えば漁船の操縦や漁具の準備や漁獲物の処理等。 陸上での魚の選別や船や漁具の手入れなど、 多彩だ。 漁師の日常は毎日漁に出て魚介類を獲るのが主な業務だ。 漁獲とは海や川で魚介類を獲ること。 養殖の場合は魚介類を育ててから出荷する養殖業もある。 陸上作業の場合は獲った魚の選別、船や漁具の手入れを行うことだ。 漁業の種類と言われる仕事がある。 漁師の仕事だ。 仕事の内容は漁を行う場所や方法によって多様である。 沿岸漁業と言われる比較的に浜から近い漁場で行われ、日帰りが基本。 日本の漁師の多くがこの形態なのだ。 沖合(近海)漁業という仕事もある。 沿岸漁業よりも遠い漁場で行われる。 遠洋漁業は数ヶ月以上漁船で生活することになる。 内水面漁業というのは川や湖で行われる漁業のことだ。 漁師の働き方は、さまざま。 漁業の種類や狙う魚によって異なるのだ。 出漁時間は早朝や深夜に出漁し、市場が開くまでに港に戻り魚の選別を終えるという仕事が日常である。 休日でも釣りをしたり、漁具の手入れをしたりと、海を愛する男達が多い。 個人事業主になれば漁船や漁具を自分で用意し、漁業権などの資格も必要になってくる。 漁師には、豊富な知識と経験が必要だ。 専門知識は魚類の生態や漁場に関する知識、漁法の技術と言えるだろう。 資格は小型船舶操縦士免許、海上特殊無線技士免許、潜水士免許などの資格があれば役に立つ。 漁師の仕事は、自然を相手にする厳しさもあるが大きなやりがいがある。 食の提供は人々の毎日の食卓に新鮮な海の幸を届ける重要な役割を担っているのだ。 地域との連携も必要である。 沿岸漁業では地域社会との結びつきが強く、地元のイベントにも関わってくる。 この物語の主人公は極楽翔太。18歳。 翔太は来年4月から地元で漁師となり働くことが決まっている。 もう一人の主人公は木下英二。28歳。 地元で料理旅館を経営するオーナー。 翔太がアルバイトしている地元のガソリンスタンドで英二と偶然あったのだ。 この物語の始まりである。 この物語はフィクションです。 この物語に出てくる団体名や個人名など同じであってもまったく関係ありません。

騙されて快楽地獄

てけてとん
BL
友人におすすめされたマッサージ店で快楽地獄に落とされる話です。長すぎたので2話に分けています。

処理中です...