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ヤミイ

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 僕の口の中で、先生の生殖器官がピクリと反応した。
 もう限界を超えるくらいまで勃起しているのに、また少し膨らんだのだ。
「吊るして・・・」
 僕の亀頭を唇に挟んだまま、先生がうわ言のようにささやいた。
 そのとたん、チュプッとカウパー腺液が鈴口から洩れ、僕の舌の味蕾を刺激した。
 見ると、先生は目の周りを紅潮させ、うっとりと目をつぶっている。
 おそらく、あられもない姿で吊るされる自分を早くも妄想して、またぞろ欲情しているのだろう。
 先生は僕に負けず劣らず、ナルシストなのだ。
 せっかくだから、これはもう、鏡に大写しにしてあげるべきだろう。
「わかりました」
 僕はうなずいた。
 まずは、そのまま両足を拘束して吊るした恰好のまま、怒張した陰茎の根元を細い革バンドで縛る。
 それを、天井のレールから引き下げた新たなロープに連結する。
 次に、別の革バンドで睾丸のつけ根を縛り、同じことをする。
 迷った末、直腸はやめておくことにした。
 あまりにやわらかくて、力をかけたらすぐに千切れそうだったからだ。
 それに、吊るした後愛撫する部分は、別に取っていたほうがいい。
「行きますよ」
 操作盤で新しい二本のロープの長さを調節する。
 陰茎を中心にして、先生の裸体が逆さまに吊るしあげられていく。
「あああ・・・」
 甘い声で鳴く先生。
 根元をきつく緊縛された巨大な勃起ペニスが、見る間に赤紫色に変色していく。
 その頂で膨らむ濡れ濡れの亀頭は、今しも爆発しそうにパンパンに張っている。
 二本の新たなロープがぴんと張ったところで、いよいよ足かせを解きにかかった。
 両脚を解放してしまえば、先生の体重を支えるのは陰茎と睾丸だけになる。
 これまでも何度かペニスだけで吊るされた先生だけに、その強度は保証済みだ。
 けれど、もしもということもある。
 さすがの僕も、両脚を解き放つ時は、ドキドキした。
 カチャッ。
 結束バンドの留め具が外れる音。
 それとともに、先生の躰が一瞬がくんと下がった。
 でも、少しだけだった。
 落下が止まると、逆立ちになった先生が、恍惚とした表情で、喘いだ。
「ち、ちんちんが・・・」
 

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