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ヤミイ

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「5人で・・・?」
 ジュリと僕は顔を見合わせた。
 5Pというのは、さすがにまだ未経験だ。
 しかも、朝まで・・・?
 魅力的な提案だった。
 10代の僕にとって、一晩ぐらいの徹夜はなんということもない。
 オナニーに夢中になって朝を迎えたことも、数多いのだ。
 下半身に力がみなぎるのがわかった。
 先生はこの5Pで自分が主導権を得ようという腹なのかもしれないけど、そうは問屋が卸さない。
「いいわよ」
 熱に浮かされたような眼をして、ジュリが言った。
「それで、どういうやり方をするの?」
 妹の問いには直接答えず、自分を担いだふたりの下僕に先生が声をかけた。
「ふたりとも、打ち合わせ通りに頼む」
 助清と佐平が申し合わせたようにうなずき、先生の裸身を床に放り出す。
「ああ・・・」
 カーペットの上に横倒しになり、先生がうめいた。
 重ねた長い脚の間から、いまだに勃起がおさまらない赤黒い肉の棒が突き出ている。
 静脈を浮き立たせた先生の筋肉バナナのいやらしいフォルムに、僕の眼は知らず知らずのうちに釘づけになる。
 僕はふと、先生の勃起していないペニスを見たことがないという事実に思い至って、ハッとなった。
 この合宿が始まって以来、先生はのべつまくなしにペニスを勃たせているのだ。
 そしてそれはこの僕も同じだった。
 僕らはこの三日間、狂気に憑りつかれたように性器を興奮させ、獣みたいにまぐわってきたのである。
「先生・・・」
 僕の呼びかけに、先生がのろのろと身を起こした。
 立ち上がるつもりか、床に両手をついて、尻を持ち上げた。
 その拍子に、筋肉質の形のいい尻の肉が割れ、肛門汁でべとべとに濡れた割れ目の奥が丸見えになった。
「先生・・・」
 僕は手を差し伸べた。
 先生の肛門は赤く爛れ、完全に緩んでしまっていた。
 助清と佐平の超ド級のペニスを何度も突っ込まれ、蹂躙に蹂躙を重ねられた挙句、死んだ魚の口みたいにぱっくりと開いてしまっているのだ。
「くう・・・」
 手足から力が抜け、再び転倒する先生。
 うつぶせに倒れ込んだ躰の下敷きになり、腰の右横から長い勃起ペニスが飛び出ている。
 ズル向けになったペニスの先は、分泌が止まらない先走り汁でヌルヌルになっているようだ。
 苦しげに先生が床に片腕を突き、上体をねじる。
 上下する厚い胸板の上では、底だけ色の濃い乳首がふたつ、カチコチに勃起してしまっていた。
 威勢のいいことを口走ったものの、先生は固く目を閉じ、苦しげに肩で息をしているばかりだった。
「そんなことで、何ができるっていうの?」
 ジュリが蔑みの言葉を投げた時だった。
「助清・・・佐平・・・やれ」
 先生の口が動き、ロボットのように動かない巨漢ふたりにそう命令した。
 逞しい顎をかすかに引き、うなずく全裸のマスク男たち。
 あっと思った時には、すでに手遅れだった。
 ベッドに登ってきたふたりに、僕とジュリは後ろから抱きしめられていた。
「な、なにするの?」
 叫ぶジュリを、両手でその細くしまった腰をつかんで、佐平が持ち上げる。
 僕も同じだった。
 背後に回った助清に、玩具の人形のように、高々と持ち上げられていた。
 そしてー。
 ふたり同時に、胡坐をかいた大男たちの股間めがけて、それぞれ勢いよく叩きつけられたのだ。
「きゃあああっ!」
 ジュリが絶叫した。
「あぐあっ!」
 僕ものけぞった。
 次の瞬間、ジュリのアナルを佐平が、僕の肛門を助清が、みしみしと生肉を引き裂く音を立てて貫いた。

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