R指定

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
596 / 711

588

しおりを挟む
 これが、潮吹き?
 僕は唖然とした。
 話には聞いたことがある。
 でも、見るのはこれが初めてだった。
 ぱっくり開いた膣からしぶいた温かい汁が雨だれのように落ち、見る間に僕の手を二の腕まで濡らしていく。
 成分は何なのだろう。
 尿みたいだけど、アンモニアの匂いはしない。
 サラサラとして、むしろ白湯に似ている。
 が、のんびり分析をしている場合ではなかった。
「くう・・・。
 すごい力でペニスを締めつけられ、僕は顔をゆがめた。
 女性としてのジュリが絶頂を迎えたからか、今度は急速に子宮が収縮し始めたのだ。
 それに従い、僕のペニスと裏側を密着させたジュリのペニスが、僕の口の中でぐわっとばかりに膨れ上がる。
 みしっ。
 子宮が軋んだ。
 二本のぺニスの形をくっきり浮き立たせた肉の袋は、今にも破れる寸前だ。
 気持ちいい。
 気が遠くなるほど。
 もう我慢できなかった。
 僕は両手でジュリの陰嚢をつかんだ。
 そして、陰嚢を握りしめ、強く引っ張りながら、それを取っ手代わりにペニスを口の奥まで押し込んだ。
 同時に口の動きを加速させ、喉の奥に薄い子宮壁に保護されたふたつの亀頭を押し当てる。
 一瞬吐き気が込み上げてきたけど、すぐに慣れた。
 じゅぶじゅぶじゅぶ。
 唾液をまぶし、舐めまくる。
 これはもうフェラではない。
 喉の奥までペニスを咥え込むイラマチオだ。
「ああ、ああ、ああっ」
 潮を吹いたばかりのジュリが、大きな乳房を揺らしてのけぞった。
「出る、出るぅ、出ちゃうぅっ!」
 僕もだった。
 亀頭をこする卵巣の粒。
 裏筋にめり込むジュリの鋼鉄のペニス。
 突き刺すような射精感に、僕は子宮袋を頬張ったまま、フリーズした。
 い、イクっ!
 も、もう、だめえっ!
 心の中で叫ぶと同時に、ペニスが暴発する花火みたいにぶわあっと膨張した。
「きゃんっ で、出たアッ!」
 やがてジュリの歓喜の悲鳴が聞こえ、ふたり分のどくんどくんが始まった。
 どくんどくんどくんどくん・・・。
 尿道が脈打つ鼓動がどんどん高まり、そして、二本のペニスが爆ぜんばかりに膨らんで、
 どびゅっ。
 どびゅびゅっ!
 子宮袋の中に多量のいけない液体を放出する。
 僕の口の中で子宮が膨張する。
 バルーンアートの風船みたいにパンパンに膨れ上がると、バシャッ。
 突然、中に溜まった大量の精液をぶちまけて、萎えかけた二本のペニスを吐き出した。
 跳ね上がる肉棒が反動でぶつかり合う。
 精液の残滓が僕の顔とジュリの平らな腹に飛び散った。
 口の中に、萎びた子宮だけが残った。
 お、おいしい・・・。
 僕はジュリの股間に顔を埋め、夢中でちゅうちゅうその萎びた子宮を吸い出した。


しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

短編集

田原摩耶
BL
地雷ない人向け

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...