558 / 664
550
しおりを挟む
サディストのジュリらしい攻め方だった。
言葉でも僕を追い詰めようというのだ。
こうなったら、言うしかない。
言って、早くその通りのことをしてもらうのだ。
それに、卑猥な言葉を口にすればするほど、僕は欲情する。
オナニーの時もそうだ。
僕は小声で自分のしてほしいことや性器の名称を叫びながら、アレをこするのが好きなのだ。
勃起した恥ずかしい部分を狂ったように扱きながら、家族に聞こえないよう、いやらしい言葉を叫ぶ。
乳首を千切れんばかりに抓り上げながら、凌辱者の側に立って悶える自分に淫語を浴びせかける。
そうすると、エクスタシーはいっそう高まり、股間から生えた肉塔の海綿体の鎧はますます硬くなるのである。
「お、お願い、です・・・」
僕は口の中でねちゃっと唾液の糸を引きながら、言葉を紡ぎ始める。
ジュリの人差し指が、肛門に触れるか触れないか、ギリギリの所で止まっているのが気配でわかる。
「いやらしい、変態性欲の・・・」
その単語を口にしただけで、僕は名状し難い疼きを覚えてしまう。
変態、性欲。
ああ、なんて僕にふさわしい言葉なんだろう。
「この変態すぎる、性欲の強い、男子中学生の・・・敏感過ぎる、熱いお尻の穴に・・・」
先生と関係を持ってから、ずっとそうだった。
学校でも僕は、のべつまくなしに性行為のことを考えるようになっていた。
乳首弄りで前後不覚にされた後、炬燵の上に全裸で乗せられ、突き出た勃起ペニスを触られたあの時からー。
次に先生が来たら、何をしてもらおうか。
今度はこっちから全裸になって、先生を誘ってみたら、どうなるだろう・・・。
そんなふうに最初に開発されたのは、僕のマゾの部分だった。
ここへ来るまで、どちらかというと僕はネコであり、今のようにされる側の立場に回らされると、すぐにそのスイッチが入ってしまうのだ。
だからあの頃も、授業中、先生に蹂躙される恥辱にまみれた自分の姿を妄想しながら、僕はズボンのポケット越しに勃起ペニスを弄り、よく射精寸前まで昇りつめたものだった・・・。
喘ぎながら、僕は続けた。
「肛門汁で濡れて、ボクのピクピクするお尻の穴に・・・」
ああ、肛門。
僕の、菊の形の赤い穴。
あの肛門への挿入に慣れたのは、はたしていつからだったろう。
この合宿が始まってからか、それともその前に一度は犯されていたのだろうか。
どの道、”破瓜”の痛みは今となってはほとんど覚えていない。
今はただ入れられれば気持ちいいだけだ。
さまざまな手法で、先生に勃起中枢である前立腺を”開発”されたからかもしれなかった。
「奥まで、指を突っ込んで、中をクチュクチュと・・・」
口にしているだけで、ジュリに握られ、折り曲げられたペニスの先が濡れてくる。
脳が性交と勘違いして、多量の先走り汁、カウパー腺液で過敏な部位を守ろうとしているのだ。
「中をぐちゅぐちゅ、どうしてほしいの?」
淫猥極まるささやき声に続き、ジュリの人差し指が、僕の肛門の円周に沿ってゆっくり動き始めた。
もう、我慢できなかった。
僕はのけぞり、叫んでいた。
「めちゃくちゃにしてっ! か、かき混ぜてっ!」
僕は両肘を床に突き、自由になった手で、貧相な胸板で痛いほどしこっているふたつの黒レーズンをきつく抓んでいた。
言葉でも僕を追い詰めようというのだ。
こうなったら、言うしかない。
言って、早くその通りのことをしてもらうのだ。
それに、卑猥な言葉を口にすればするほど、僕は欲情する。
オナニーの時もそうだ。
僕は小声で自分のしてほしいことや性器の名称を叫びながら、アレをこするのが好きなのだ。
勃起した恥ずかしい部分を狂ったように扱きながら、家族に聞こえないよう、いやらしい言葉を叫ぶ。
乳首を千切れんばかりに抓り上げながら、凌辱者の側に立って悶える自分に淫語を浴びせかける。
そうすると、エクスタシーはいっそう高まり、股間から生えた肉塔の海綿体の鎧はますます硬くなるのである。
「お、お願い、です・・・」
僕は口の中でねちゃっと唾液の糸を引きながら、言葉を紡ぎ始める。
ジュリの人差し指が、肛門に触れるか触れないか、ギリギリの所で止まっているのが気配でわかる。
「いやらしい、変態性欲の・・・」
その単語を口にしただけで、僕は名状し難い疼きを覚えてしまう。
変態、性欲。
ああ、なんて僕にふさわしい言葉なんだろう。
「この変態すぎる、性欲の強い、男子中学生の・・・敏感過ぎる、熱いお尻の穴に・・・」
先生と関係を持ってから、ずっとそうだった。
学校でも僕は、のべつまくなしに性行為のことを考えるようになっていた。
乳首弄りで前後不覚にされた後、炬燵の上に全裸で乗せられ、突き出た勃起ペニスを触られたあの時からー。
次に先生が来たら、何をしてもらおうか。
今度はこっちから全裸になって、先生を誘ってみたら、どうなるだろう・・・。
そんなふうに最初に開発されたのは、僕のマゾの部分だった。
ここへ来るまで、どちらかというと僕はネコであり、今のようにされる側の立場に回らされると、すぐにそのスイッチが入ってしまうのだ。
だからあの頃も、授業中、先生に蹂躙される恥辱にまみれた自分の姿を妄想しながら、僕はズボンのポケット越しに勃起ペニスを弄り、よく射精寸前まで昇りつめたものだった・・・。
喘ぎながら、僕は続けた。
「肛門汁で濡れて、ボクのピクピクするお尻の穴に・・・」
ああ、肛門。
僕の、菊の形の赤い穴。
あの肛門への挿入に慣れたのは、はたしていつからだったろう。
この合宿が始まってからか、それともその前に一度は犯されていたのだろうか。
どの道、”破瓜”の痛みは今となってはほとんど覚えていない。
今はただ入れられれば気持ちいいだけだ。
さまざまな手法で、先生に勃起中枢である前立腺を”開発”されたからかもしれなかった。
「奥まで、指を突っ込んで、中をクチュクチュと・・・」
口にしているだけで、ジュリに握られ、折り曲げられたペニスの先が濡れてくる。
脳が性交と勘違いして、多量の先走り汁、カウパー腺液で過敏な部位を守ろうとしているのだ。
「中をぐちゅぐちゅ、どうしてほしいの?」
淫猥極まるささやき声に続き、ジュリの人差し指が、僕の肛門の円周に沿ってゆっくり動き始めた。
もう、我慢できなかった。
僕はのけぞり、叫んでいた。
「めちゃくちゃにしてっ! か、かき混ぜてっ!」
僕は両肘を床に突き、自由になった手で、貧相な胸板で痛いほどしこっているふたつの黒レーズンをきつく抓んでいた。
0
お気に入りに追加
80
あなたにおすすめの小説
【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集
あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。
こちらの短編集は
絶対支配な攻めが、
快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす
1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。
不定期更新ですが、
1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
書きかけの長編が止まってますが、
短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。
よろしくお願いします!
イケメン彼氏は年上消防士!鍛え上げられた体は、夜の体力まで別物!?
すずなり。
恋愛
私が働く食堂にやってくる消防士さんたち。
翔馬「俺、チャーハン。」
宏斗「俺もー。」
航平「俺、から揚げつけてー。」
優弥「俺はスープ付き。」
みんなガタイがよく、男前。
ひなた「はーいっ。ちょっと待ってくださいねーっ。」
慌ただしい昼時を過ぎると、私の仕事は終わる。
終わった後、私は行かなきゃいけないところがある。
ひなた「すみませーん、子供のお迎えにきましたー。」
保育園に迎えに行かなきゃいけない子、『太陽』。
私は子供と一緒に・・・暮らしてる。
ーーーーーーーーーーーーーーーー
翔馬「おいおい嘘だろ?」
宏斗「子供・・・いたんだ・・。」
航平「いくつん時の子だよ・・・・。」
優弥「マジか・・・。」
消防署で開かれたお祭りに連れて行った太陽。
太陽の存在を知った一人の消防士さんが・・・私に言った。
「俺は太陽がいてもいい。・・・太陽の『パパ』になる。」
「俺はひなたが好きだ。・・・絶対振り向かせるから覚悟しとけよ?」
※お話に出てくる内容は、全て想像の世界です。現実世界とは何ら関係ありません。
※感想やコメントは受け付けることができません。
メンタルが薄氷なもので・・・すみません。
言葉も足りませんが読んでいただけたら幸いです。
楽しんでいただけたら嬉しく思います。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる