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ヤミイ

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 ふたりの人間に勃起ペニスを握られ、扱かれる―。
 これもまた、初めての経験だった。
 先生とジュリのコンビネーションは、さすが兄弟だけあって、ぴったり息が合っていた。
 僕は普段の倍の強さ、速さで肉棒を扱かれ、あまりの快感にジャングルジムのように腰を掲げて固まった。
「あんあんあんあんっ!」
 筋肉を硬直させ、フリーズしてすすり泣く。
 チュパチュパ粘っこい音を発して扱かれるペニス。
 包皮がすごい勢いで上下して亀頭をこする。
 中に尿道バイブが通っているせいで、僕のペニスは芯のある鋼鉄材のように硬くまっすぐだ。
「こうして握っているだけで、尿道バイブの振動がわかるな。あんなに細いのに、かなりの強さだ」
「アナルローターと併用だから、相当な快感のはず。この子の前立腺は、きっともう、興奮でトマトみたいにパンパンに膨張してるでしょうね」
「ならば生産される精液も無尽蔵、か。全身のたんぱく質が、精液増産に回されるに違いない」
「おもしろいわね。何度逝かせても懲りずに射精する陰キャ少年。こんなに精液臭い子も初めてよ」
「そう。よほど独りで出していたのだろう。元から、こいつの部屋には、精液の匂いがこびりついていた」
 扱かれながら、僕は羞恥で真っ赤になった。
 僕の部屋に、精液の匂いがしみついていた?
 確かに、一日3回はオナニーしたし、精液を拭ったティッシュはそのままゴミ箱に・・・。
 床オナニーの時は、精液をじかに床にぶちまけたことも数多い。
 じゃあ、ママにも気づかれていたのか…。
 だからママはいち早く、僕と先生の仲を疑って、合宿前日に近親相姦を持ちかけてきたのだ。
 精子まみれの息子なら、近親相姦というタブーも気にしないと思ったのだろう。
 突き上げる射精感にペニスが膨張する。
 でも、尿道バイブが尿道口に刺さっているせいで、ちゅぷっとわずかにスキムミルクが滲むのがせいぜいだ。
「ぐわあああっ」
 僕は頭上にさし上げ、自ら動きを封印していた両手を稼働させることにした。
 片手で先生の勃起ペニス、もう片方の手でジュリの勃起ペニスを鷲掴みにすると、口の中に咥えたまま、亀頭同士を激突させる。
 そのままグリっと力任せにこすり合わせると、
「ひゃうっ」
「ああんっ」
 先生とジュリが、ほぼ同時に全身を硬直させて、ベッドの上で大きくのけぞった。


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