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ヤミイ

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 僕の亀頭はただでさえ肥大してしまっている。
 余り気味の包皮が後退して、鼻づらが見えそうになるくらいまで、膨らんでしまっている。
 が、ジュリが後退しかけた包皮を引っ張って無理やりカルデラを維持したせいで、僕のペニスの先では包皮がチューリップ状に開き、中に露を溜めている。
 今、そこに先生とジュリが人差し指を突っ込んで、僕を快感地獄に突き落とそうとしているのだった。
 ふたりの指先は、包皮と亀頭のすき間にねじ込まれている。
 そして、ジュリが時計回りに、先生が反時計回りに、ぐりぐりと亀頭の縁をなぞっていくのだ。
 亀頭本体と包皮の間には、僕が無意識に分泌させたカウパー腺液が潤滑油代わりにたっぷり充填されている。
 だからふたりの指が亀頭の円周に沿って動くのは、気の遠くなるほどの快感だった。
 外から見ると、亀頭を覆った包皮の中を二匹の芋虫が移動するようで、なんだかひどくいやらしい。
「はああ…」
 気持ちよかった。
 意識が飛びそうになるほど、気持ちがいい。
 仮性包茎者は、実のところ、剥かれるより、皮を被ったままの愛撫のほうが、”感じる”ものなのだ。
 微妙な痛みに身構える必要がないからである。
 包皮に保護されているという安心感が、快感を落ち着いて味わい尽くす環境を与えてくれるからだ。
 むろん、剥かれて弄られるのも、刺激的で快感ではあるし、嫌いではない。
 蹂躙と陵辱のあまり、生死の境界線が見えるほど感極まった時には、そのほうがいい時もある。
 でも、よほどカウパー腺液を動員しないと、生の亀頭に触れられた時の痛みは緩和できないのだ。
「い、いじって・・・も、っと」
 僕は、我慢できずに、コメツキバッタのようにまた腰を跳ね上げる。
「ち…ちんぽを・・・僕の、いやらしい、ボッキちんちんを・・・」
 そうして、ブリッジをするかのように、ペニスを高々と突き上げる。
 ふたりに、この恥ずかしい肉竿を、もっと触って欲しくてたまらないからだ。
 淫乱少年のこの僕を、そのえっちな指で、もっと、もっと、滅茶苦茶にしてほしいー。
「きゅう・・・」
 淫らに口を半開きにして、舌をだらりと突き出し、乳首をピンピンに立てたまま、僕は涎を一筋垂れ流した。
  
 

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