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ヤミイ

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 変態小僧…。
 その言葉が耳に心地よい。
 18歳にして、まさに僕は変態そのものだ。
 以前から、うすうす感じていた。
 自分はもしかして、普通の中学生とはどこか違うのではないかと。
 陰毛も生えていないのに、そこだけいやらしく成熟し切った仮性包茎の男性器。
 噴き上がる性欲を押さえきれず、深夜、自室で行われるあまりにも浅ましい自慰の数々。
 その方法は鬼畜めいていて、言葉にするのもはばかられるほどだ。
 しかも、先生と出会い、少しずつ開発させられていくうちに、僕は次第に男の躰にしか興味が持てなくなり、今では女性のヌードには何も感じなくなってしまった。
 むろん、同性愛を変態性欲扱いするのは間違っている。
 でも、僕のは少し趣が違った。
 精神的な愛情よりも、肉体に与えられる刺激が欲しくてたまらないのだ。
 そう、たとえば今、僕がされているような、こんな非日常の責めが、嬉しくてならないのだ…。
 先生は、幼児に小便をさせる父親のように、僕の両足を180度開き、股間を曝け出させている。
 その中心から斜め45度の角度で屹立した僕の筋肉鎧に覆われた男根は、包皮が首までズル剥けになり、剥き出しになったハート形の赤ピンク色の亀頭を、大理石の壁に押しつけられている。
 先生が腰を振るにつれ、その亀頭が首を折り、右頬、左頬と、ぐりぐり壁に接する部位を変える。
「ああっ」
 その度に、のけぞって、僕はうめく。
「逝くんだ」
 そう命じたくせに、先生は出そうになると僕の亀頭を壁から離し、ピストン運動を中断する。
 僕を焦らして楽しんでいるのだ。
 僕の射精感が収まるのを待って、先生が左に移動し始めた。
 壁に沿って、カニみたいに横歩きを始めたのだ。
 先生が足を踏み出すたびに、振動で僕の直腸を貫いた先生の肉茎が、アナルローターを奥へ押し込んでいく。
 ローターはまだ振動していて、その刺激が僕の前立腺全体をカチコチに勃起させてしまっている。
「ああ…き、気持ち、いい…」
 肛門の括約筋を収縮させて、僕は喘がずにはいられない。
「アナルに突っ込まれるのが、そんなにうれしいか。ふん、まだ中学生のくせに」
 言いながら、先生が動いた。
 壁に押し当てられた僕のハート形の亀頭が、水平に粘液の筋を描く。
 尿道口から分泌するカウパー腺液が、絵の具の代わりを果たしているというわけだ。
 射精への渇望とともに、僕は尿意をも覚え始めていた。
 ふと、柚葉の言葉を思い出す。
 尿と精液が同時に出ることが、果たしてありえるのだろうか…。
 大理石の壁には上半身も貼りつけているので、先生の移動に従って、トキトキになった勃起乳首も捩れていく。
「いい…っ」
 僕は全裸で壁に押しつけられ、バックで犯されて躰を宙に浮かせたまま、悦びに震えてぴくぴく痙攣する。
 と、先生がいきなり僕を壁からはがして、90度体の向きを回転させた。
 正面にマンションのドアがある。
 僕らの性愛の巣ー。
 合宿所に戻ってきたのだ。
 先生が腰を突き上げ、僕を持ち上げる。
 インターホンのボタンに、僕の鋭くそびえ立つ恥陰茎が近づいていく。
 コブラの頭そっくりのハート形の僕の肥大亀頭は、カウパー腺液と漏れ始めた精液で、すでにぬらぬら光沢を帯びている。
「押すんだ」
 玄関口の防犯カメラに貫かれた僕の裸体を向けて、先生が耳元でささやいた。
「おまえのその恥ずかしい生殖器官で、インターホンを押してごらん」
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