R指定

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
447 / 711

439

しおりを挟む
 自習室の狭い机の上に、全裸で向かい合う筋肉質の美青年と華奢な体格の童顔の少年。
 ふたりは両足を机の上に引き上げ、各々の足首を手で持って体側に引きつけ、M字開脚の姿勢を取っている。
 お互い下半身を前に突き出しているため、股間から屹立した二本の筋肉の恥茎は裏側でぴたりと密着している。
 恥棒の長さは意外なことに少年のもののほうがわずかに長く、太さは青年のもののほうが少し太いようだ。
 どちらの肉棒も周囲に血管を浮き立たせ、今にも動脈破裂を起こしそうなほど膨張している。
 包皮の剥けたその先端は、片方は赤ん坊の握りこぶしのように丸く、もう片方は若干尖った矢尻型をしている。
 共通するのは、鼻面とおぼしき部位に縦に入ったスリットがこじ開けられ、内部に開いた微小な穴に透明チューブが突き刺してあることだった。
 チューブの中にはとろみのある白濁汁が付着し、時々それが上がったり下がったりしている。
 かなりの太さの二本の肉の茎を握るのは、白いセーターに長いスカートの育ちの良さそうな清楚な女性である。
 肉棒二本は小さな彼女の手に余るらしく、彼女は両手で束にしたそれをぎゅうっと握りしめている。
 女性は顔を真っ赤にして、チューブを突き刺した二本の筋肉棒を上下にしごく。
 彼女の手の動きに合わせ、腰を突き出し、生殖器同士をぴったりくっつけた青年と少年が、ハアハア喘ぐ。
 ふたりとも、両手で足首をしっかり握り、生殖器だけを前にぐっと突き出しているのだ。
 突き合わせた性器がよほど気持ちいいののか、ふたりはうっとりと半眼になり、半ば口を開いている。
 その口には相手の亀頭から伸び出たチューブが咥えられ、時折吸引された口腔内に白濁液を送り込む。
 女性の扱きは素人にしてはなかなか堂に入っているようで、ふたりの全裸の男性にかなりの悦楽を与えていた。
 ただ上下に扱くだけでなく、時々カウパー腺液でぬるぬるになった亀頭の表面を、長くしなやかな指先ですりすりこするのが何とも言えず快感らしい。
「あん」
「きゅう」
「はう」
 くっ」
「でりゅ」
 くは」
「いく」
「いっちゃううっ」
「うふ」
「あは」
「おいしい」
 少年と青年の口から洩れるくぐもった喘ぎ声はそのうち合唱となり、ふたつの腰が尻とともにガクガク上下して、二頭のこのケダモノは、胸板でカチコチに違った干しレーズンを誇示するように見せびらかすのだった。

しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

短編集

田原摩耶
BL
地雷ない人向け

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...