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ヤミイ

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 すごい・・・。
 僕は腰をひくつかせた。
 目尻に涙がにじむのが分かった。
 前立腺の隆起にローターがめり込んだのだ。
 得体の知れない疼きが肛門の奥から下半身全体に広がっていく。
 これで、ローターのスイッチを入れたら、僕は・・・。
 好奇心と欲望には抗えなかった。
 僕はカウンターにもうひとつ残されたリモコンに手を伸ばした。
 先生に取られる前に回収しておかなければならない。
 自分の快楽は自分で管理する。
 そうしないと、また立場が逆転して僕が先生の性的奴隷にされてしまうのだ。
 手が届いた。
 車の電子―キー状のアイテムを、なんとか手のひらに包みこむ。
 親指でスイッチをまさぐった。
 可動部分を探り当て、指の腹で軽く押してやる。
「きゃうっ!」
 次の一瞬、凄まじい快感がスパークし、僕は跳ね上がった。
 陰茎が破裂するかのように膨らんだかと思うと、勝手にピストンのように駆動して、先から包皮カルデラの中に多量の白濁液をぶちまけた。
「あう、あう、あう、あううううううっ!」
 それでも勃起は収まらず、僕は狂ったように腰を振った。
「な、なんて熱いんだ・・・君の、精液は・・・」
 僕の陰茎に包皮で亀頭を連結された先生が、リズムに合わせて腰を振りながら、熱病にかかったような潤んだ眼で僕を見た。
「せ、先生も、逝って・・・」
「く…くはあ・・・い、いい・・・」
 亀頭でで円を描くように男根を回すと、先生が腰を突き上げて切なげに喘いだ。
 アナルローターに責められ、勃起させた性器同士を包茎の包皮で連結させた全裸の美青年と、レオタード姿の美少年ー。
 それが、僕と先生だった。
 ふたりとも、股間には陰毛が一本も生えていない。
 だから、行為の一番いやらしい部分が丸見えだ。
「いくっ! いくっ! いっちゃううっ!」
 ぐちゅ。
 弾かれたように反り返り、捻り肉棒を震わせて先生が射精すると、僕の包皮の中で二人の精液が混じり合った。
 

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