R指定

ヤミイ

文字の大きさ
上 下
282 / 711

274

しおりを挟む
 ナオミの言う通り、僕を縛ったマフラーは、これ以上ないくらいに固くよじり合わされてしまっている。
 そのマフラーに一か所で四肢を拘束され、僕は浅ましい格好で勃起ペニスだけを真下に突き出している。
 その長く硬い肉の竿は、さっきから先生の開き切った肛門に呑み込まれ、内部で熱く猛り立っている。
「わかった。じゃ、行くよ」
 ナオミにうなずき返し、”キリン”が僕を押し留めていた左手を離す。
 よじり合わされていたマフラーが、ゆるゆると巻き戻り始めた。
 マフラー自体の弾力で、回転は徐々にスピードを上げて僕の躰に伝わってくる。
 やがて先生の肛門の中で、僕のペニスが逆回転し始めた。
 それはまるで、錐で板に穴を開けるようなものだった。
 接合部からしぶきを飛ばして、肛門から突き立った肉竿を軸に、僕は身体ごとぐるぐる回転する。
 髪が頬を打ち、汗が四散した。
 さすがに目が回った。
 が、快感はそれ以上だった。
 僕は極限化で躰を反らし、勃起ペニスを突き出させた。
 先生の直腸を満たす潤滑油のおかげで、摩擦はほとんどない。
 そのヌルヌルの筋肉の管の中を、僕の節くれだったテッポウミシみたいな勃起ペニスが掘り進む。
 摩擦がないので、勢いが増してくると、もう止まらなくなった。
 僕はまさに、尖らせた亀頭で先生の前立腺の膨らみに穴を開ける勢いだった。
「はうあっ! はひいっ! きゅふうっ! あぎいいっ!」
 お尻の肉をぶるぶる痙攣させて、先生が絶叫する。
 眼鏡がずれて、顔中汗と涙とよだれでぐちょぐちょだ。
「いいっ! いいっ! いい・・・」
 眼窩の中で眼球が裏返り、口からは舌を突き出し、喉から洩れる嬌声がだんだんすすり泣きに変わっていく。
「いいよいいよ、また出てきたよ」
 先生の赤剥け亀頭を太い親指でしごき潰しながら、うれしそうにナオミが言った。
 先生の勃起ペニスは、ナオミの握力で射精時の精液の量を調節されている。
 その青臭く生ぬるい男の出すスキムミルクを、使い古しの歯磨き粉のチューブを搾るように先生のペニスを親指で執拗にしごくことで、ナオミは好きな量だけ、鈴口から練り出しては舐めているのだった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

アルバイトで実験台

夏向りん
BL
給料いいバイトあるよ、と教えてもらったバイト先は大人用玩具実験台だった! ローター、オナホ、フェラ、玩具責め、放置、等々の要素有り

後輩が二人がかりで、俺をどんどん責めてくるー快楽地獄だー

天知 カナイ
BL
イケメン後輩二人があやしく先輩に迫って、おいしくいただいちゃう話です。

【連載再開】絶対支配×快楽耐性ゼロすぎる受けの短編集

あかさたな!
BL
※全話おとな向けな内容です。 こちらの短編集は 絶対支配な攻めが、 快楽耐性ゼロな受けと楽しい一晩を過ごす 1話完結のハッピーエンドなお話の詰め合わせです。 不定期更新ですが、 1話ごと読切なので、サクッと楽しめるように作っていくつもりです。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 書きかけの長編が止まってますが、 短編集から久々に、肩慣らししていく予定です。 よろしくお願いします!

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

短編集

田原摩耶
BL
地雷ない人向け

吊るされた少年は惨めな絶頂を繰り返す

五月雨時雨
BL
ブログに掲載した短編です。

壁乳

リリーブルー
BL
俺は後輩に「壁乳」に行こうと誘われた。 (作者の挿絵付きです。)

隣の親父

むちむちボディ
BL
隣に住んでいる中年親父との出来事です。

処理中です...