Ｒ指定

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　ぐちゅっ。
　ぐちゅっ。
　ぐちゅぅ。
「はうっ」
「あうっ」
「あはっ」
「ぎゃうっ」
　ナオミがソーセージみたいにぶっとい指を乱暴に挿入し、無造作に引き出すたびに先生の躰が硬直する。
　肛門からは、汗なのか体液なのかわからない、得体の知れない透明汁が溢れているようだ。
「おらおらおらあっ！　早く逝っちまいな！　勃起チンコのいやらしいこの雄イヌめが！」
　ナオミが叫び、摩擦を最高潮にまで高めた時だった。
「あぐっ！　も、もう、が、我慢できないっ！」
　次の瞬間、器械体操の選手のように、先生が自由な両脚を跳ね上げた。
「ああああっ！　で、で、出るっ！」
　じゅぼじゅぼじゅぼじゅぼじゅぼっ。
　しゅっしゅっしゅっしゅっ。
　ナオミの手と指の動きは、肉眼では見えないほど速くなっている。
「あふっ！　や、やめっ！　離せ、離してくれっ！　だ、出させて！　どびゅっ、どびゅっと、せいえきを、熱い精液を、出させてくれ！」
　先生がイルカのように汗で光る裸身をねじる。
「まだだめよ」
　その直後にナオミが取った行動は、驚くべきものだった。
「おらあ、一丁上がりィ！」
　肛門から一気に指を引き抜くと、万力のような指で勃起ペニスを握ったまま、片手で先生の躰をぶら下げてしまったのである。
　先生の裸体が、躰の中央から立ち上がったペニスを支点に、背中側に二つ折りに垂れ下がる。
　正視に耐えない恥辱まみれのその恰好に、僕は喉がカラカラに乾くのを感じていた。
　なんということだろうー。
　先生は、今度は魚屋の軒先の鮟鱇みたいに、なんとペニス一本でナオミに吊り下げられてしまったのだ。