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ヤミイ

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 が、どんなに悲痛な声で訴えかけても、先生は僕のほうを見てくれない。
 少年たちの愛撫がよほど気持ちいいのか、惚けたような表情で宙の一点を見つめているだけだ。
「せ、先生・・・ああっ!」
 もう一度呼びかけようとした時だった。
 突如として勃起ペニスを正面から咥えられ、僕は喉の奥で悲鳴を上げた。
 見ると、マスク男のひとりが身を乗り出し、僕のペニスを口いっぱいに頬張っている。
 つけ根を握り締め、じゅぼじゅぼいやらしい音を立てて勃起肉竿を唾液まみれの口でしごき抜く。
「はう、はううっ!」
 またしてもこみあげてきた射精感に、僕はブルブルわなないた。
 出したい。
 でも、出ない。
 リボンで堰き止められた尿道が膨れ上がる。
 睾丸はもう、逆流した精液ではち切れそうだ。
「にゃ?」
 突然アナルに違和感を感じ、僕は首を曲げて後ろを見た。
 別のマスク男がTバックのレオタードを大きく横にずらし、僕の丸いお尻をはみ出させている。
 そしてそのはみ出た桃尻を両手でふたつに割り、間に鼻づらをうずめているのだ。
 無理やり押し広げられた肛門に、先を尖らせた舌を差し込まれるのがわかった。
 長い舌がくねりながら直腸の奥まで分け入り、禁断の場所、あの前立腺の隆起を舐める。
 く・・・あ、あああ・・・。
 痺れるような快感に、僕はもう動けない。
 ぺちゃぺちゃと仔猫が皿のミルクを舐めるような音。
「ひゃうう、ひいい、ああ・・・ああっ…あああっ!」
 僕は前後にがくがくと腰を振って悶えた。
「そ、そこは、ああっ! そんなことしちゃ、だめえっ! い、いく、いくう、いっちゃううっ!」
 前からはフェラチオ、後ろからはアナル舐めー。
 それだけでも十分なのに、今度はいきなり三番目の男が、真下から僕の睾丸を両手でぐにゅぐにゅ揉みしだき始めたのだ。

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