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ヤミイ

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「いいことだ」
 僕の”穴”の中で、前立腺の膨らみを弄りながら先生が言う。
「羞恥心こそ、快楽の源だ。もっと恥辱にまみれるがいい」
「ああ…」
 あのドライオーガズムの予兆がやってきて、僕はやるせないため息をつく。
「先生も…そう思いますか? 僕のこと、恥ずかしいやつだって…」
「そうだな」
 僕を手籠めにしながら、先生が鏡の中の僕を見る。
「まさしく、健全な男子高校生にはあるまじき姿だね。もしこれを動画に撮ってネットに流したらどうなると思う? 今どきのニューハーフだって、ここまで恥ずかしい責め方はされないだろうよ」
 ネットに、流す…?
 僕のこの痴態を?
 戦慄すべき事態だった。
 そうなれば、もう受験どころではない。僕は間違いなく破滅する。
 けれど…。
 その恐怖心とは裏腹に、ひりつくような興奮もあった。
 僕のこの恥ずかしい姿を、何万、何十万という数の見知らぬ他人が見てくれる…。
 それはある意味、全身に鳥肌が立つほどの愉悦ではないだろうか…?
「ここまで開けば、もういいだろう」
 じゅぼっ。
 僕のローションまみれのアナルから人差し指を抜き、先生が言った。
 左手には黒々と光る太いバイブを握っている。
 きのう挿入された道具ははプラグという名がふさわしいささやかさだったが、これはまさしくバイブである。
「両手で肛門を開いたまま、キープしててごらん。その間に俺がこいつをねじこむから。」
「自分の手で、肛門を?」
 先生の言葉に、僕は更に頬を赤くしないではいられなかった。


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