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バレてた…。
僕は青ざめた。
僕の部屋は2階だし、ちゃんとドアは閉めてたから、大丈夫だと思っていた。
が、おそらく母は、ドアの向こうにうずくまってこっそり聞き耳を立てていたのに違いない。
黙っていると、僕のペニスを握る母の右手に力がこもってきた。
ペニスごと後ろに引っ張られ、僕はソファの上に犬のように四つん這いになった。
四つん這いになってペニスを股の間から真後ろに突き出す、オナニーの時、紐を使って取るお気に入りのあの姿勢である。
「この恰好、好きだったわね」
僕のペニスを取っ手のように握りしめながら、母が嗤った。
え?
ドキリとした。
なぜそれを母が?
そう思ったのだ。
「ど、どうして・・・?」
あまりの意外さに、つい訊き返してしまった。
「スマホを見たのよ。きのう、コンビニに行く時、お部屋に置いて行ったでしょう? あなたのスマホには、オナニー画像がいっぱい保存されてたから・・・。ママ、ちょっと見ただけですごくドキドキしちゃって」
頬をほんのりと朱に染めて、母が言う。
「ひどい・・・」
僕は顔をしかめた。
いくら親子でも、スマホの中身を見るなんて、プライバシーの侵害もいいところだ。
もっとも、ロックもかけずに外出した僕も悪かったのだけれど・・・。
「あれも先生の影響なのね。あなた、ずいぶん変わったわ。なんだか、色情狂みたいに、いやらしいことばかり考えてる気がする・・・」
「先生は関係ないよ」
むっとして僕は言い返した。
「そんなの、僕だけじゃない。中3って、そういう年頃なんだから、こればっかりはしょうがないだろ」
「じゃあ、明日からの合宿は、どうなの? 本当にお勉強だけで済むのかしら?」
母の眼が挑発するようにきらめいた。
その表情が癇に障って、僕はつい、よせばいいのに、更に意地悪く続けてしまった。
「済まないと言ったら?」
「しかたないわ」
母が僕のペニスを手元に引き寄せ、両手で強く握りしめた。
「その時は、ママにも考えがある」
そう言い捨てるなり、すでに勃起している僕のペニスの包皮を剥き、すぼめた唇を飛び出た亀頭に被せてきた。
僕は青ざめた。
僕の部屋は2階だし、ちゃんとドアは閉めてたから、大丈夫だと思っていた。
が、おそらく母は、ドアの向こうにうずくまってこっそり聞き耳を立てていたのに違いない。
黙っていると、僕のペニスを握る母の右手に力がこもってきた。
ペニスごと後ろに引っ張られ、僕はソファの上に犬のように四つん這いになった。
四つん這いになってペニスを股の間から真後ろに突き出す、オナニーの時、紐を使って取るお気に入りのあの姿勢である。
「この恰好、好きだったわね」
僕のペニスを取っ手のように握りしめながら、母が嗤った。
え?
ドキリとした。
なぜそれを母が?
そう思ったのだ。
「ど、どうして・・・?」
あまりの意外さに、つい訊き返してしまった。
「スマホを見たのよ。きのう、コンビニに行く時、お部屋に置いて行ったでしょう? あなたのスマホには、オナニー画像がいっぱい保存されてたから・・・。ママ、ちょっと見ただけですごくドキドキしちゃって」
頬をほんのりと朱に染めて、母が言う。
「ひどい・・・」
僕は顔をしかめた。
いくら親子でも、スマホの中身を見るなんて、プライバシーの侵害もいいところだ。
もっとも、ロックもかけずに外出した僕も悪かったのだけれど・・・。
「あれも先生の影響なのね。あなた、ずいぶん変わったわ。なんだか、色情狂みたいに、いやらしいことばかり考えてる気がする・・・」
「先生は関係ないよ」
むっとして僕は言い返した。
「そんなの、僕だけじゃない。中3って、そういう年頃なんだから、こればっかりはしょうがないだろ」
「じゃあ、明日からの合宿は、どうなの? 本当にお勉強だけで済むのかしら?」
母の眼が挑発するようにきらめいた。
その表情が癇に障って、僕はつい、よせばいいのに、更に意地悪く続けてしまった。
「済まないと言ったら?」
「しかたないわ」
母が僕のペニスを手元に引き寄せ、両手で強く握りしめた。
「その時は、ママにも考えがある」
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