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200 淫蕩な闇⑩

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 己の放出した白濁液にまみれながらも、僕はまだ逝き足りていなかった。

 今度は右手を自由にする代わりに顎を畳にくっつけ、空いた手を下から臀部に回した。

 尻肉を割り、人差し指を鍵型に曲げて、肛門に差し入れる。

 指先には潤滑油代わりの精液がたっぷりと塗りつけてあるから、ほとんど痛みはなかった。

 希京の指に”処女”を奪われ、更にはヨミの熱くて硬い男根を受け入れた僕の穴は、すっかりその気になっている。

 くちゅ。

 いやらしい音を立てて、簡単に入ってしまった。

 あう、い、いい…。

 もっと…。

 ズブズブズブズブ・・・。

 じんじんする心地よい痺れを味わいながら、指の根元まで、ゆっくりゆっくり、めり込ませていく。

 人差し指が全部入ったところで、第二関節で曲げ、腹側の壁を指の腹で探った。

 しばらく撫でていると、やがて指先がザラザラした箇所を探り当てた。

「きゅう」

 軽く押さえただけで、脳内でスパークが起こった。

 これだ。

 見つけたぞ。

 僕のGスポット。

 力を加えるたびに快感が高まり、僕はすぐに我を忘れてその部位を責め始めた。

 射精直後で萎えかけていたペニスがメキメキと固さを取り戻し、尻の間から角度を上げ始めたのがわかった。

 右手で肛門内をかき混ぜながら、左手で乳首を挟んだ洗濯ばさみを取り外す。

 ここまで来たら、直に畳に擦りつけるほうが、臨場感が高まって心地よいはずだ。

 そう考えて裸の胸を畳に押し付け、前後に動くと、勃った両の乳首が上手い具合に表面に当たり、僕は鳴いた。

 勃起ペニスをロープに引っ張られるまま、快感に喘ぎつつ、部屋の中を這いまわる。

 感極まったところで左手も背後に回して、ロープで縛られくびれて落ちそうな亀頭の先っぽを掴んでみた。

 すごい濡れ方だった。

 手のひらで包み込み、こねるように撫で回す。

「あふ」
 
 すさまじい快感に僕は悶え、

 全身ペニスと化して再度訪れたあの脈動に身を任せた。

 

 
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