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185 募る恋情⑪
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言われるままに、素早く包皮をスライドさせた。
自慰の時にいつもしていることなので、抜かりはない。
一滴もこぼさず包皮で亀頭を包み込み、余った部分で先を塞ぐことができた。
ヨミが僕の腰をつかみ、下半身をずらしていく。
直腸の中を固く長いものが内壁を擦りながら抜けていくその快感に、僕は陶然となり、またしても涙ぐむ。
ぬるっ、ばしっ。
ヨミに持ち上げられて中腰になると、僕の肛門からばね仕掛けのこん棒のようにヨミの性器が跳ね出した。
「はあああ」
未練げに喘いでしまう。
突然空っぽになった躰の中心。
体幹の中央を貫く肉管の中に広がる空虚に、僕は悲しみさえ覚えてしまう。
「そこに寝て」
ヨミに言われるまま、プラスチックの椅子に尻だけ乗せて、床に仰臥した。
天井を向く陰茎は、むろん右手でしっかりと握ったままだ。
股間を頂点にして寝そべった僕の横に、全裸のヨミがひざまずく。
その腿と腿の間には、斜め上を向いた薔薇色の男根が見え隠れする。
少女のような中性的な躰つきをしているくせに、ヨミの性器は完全にむけている。
だから拳のような形の亀頭が丸出しで、その先端の縦の切れ込みが生々しい。
「行くよ」
ヨミが僕の股間に顔を近づける。
口が握った拳に触れそうになったところで、
「離して」
短く、そう言った。
「う、うん」
肉棒を握った手のひらを開くと、亀頭を覆った包皮の中に一気に精液があふれるのがわかった。
金魚の口みたいに膨らむ包皮。
それがはじける寸前ー。
パクっ。
間一髪、ヨミが僕の亀頭を皮ごと咥え、唇と内頬で肉茎を挟み込む。
「ア…」
感電したように僕が痙攣したのは、ヨミがそのまま口全体を使って僕の包皮をむいたからである。
ずるっ。
むけたとたん、
どびゅ。
熱く濡れたヨミの口の中に、僕のミルクが溢れ出た。
「ああ、あああ、あああああ、アアアアアアアア・・・」
ちゅうちゅうちゅう…。
飛び出た躰の中心を烈しく吸引されて、僕は鳴く。
出すものを出して萎びかけていた生殖器官がヨミの口技に翻弄されてまたぞろ硬さを取り戻していく。
僕を咥え込んだ口の中で長い舌が翻り、僕の生亀頭を巧みに包み込んでは、表から裏側まで隈なく舐め回すのだ。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
ヨミが僕を飲み込んだまま、両腕を伸ばして胸をまさぐってきた。
探り当てられたのはふたつの乳首。
ツーン。
痺れるような快感が乳頭に生まれ、
「アウッ」
僕はいとも簡単に勃起させられた。
ヨミはどうやら、僕から精なるエキスを一滴残らず搾り取るつもりなのだ…。
自慰の時にいつもしていることなので、抜かりはない。
一滴もこぼさず包皮で亀頭を包み込み、余った部分で先を塞ぐことができた。
ヨミが僕の腰をつかみ、下半身をずらしていく。
直腸の中を固く長いものが内壁を擦りながら抜けていくその快感に、僕は陶然となり、またしても涙ぐむ。
ぬるっ、ばしっ。
ヨミに持ち上げられて中腰になると、僕の肛門からばね仕掛けのこん棒のようにヨミの性器が跳ね出した。
「はあああ」
未練げに喘いでしまう。
突然空っぽになった躰の中心。
体幹の中央を貫く肉管の中に広がる空虚に、僕は悲しみさえ覚えてしまう。
「そこに寝て」
ヨミに言われるまま、プラスチックの椅子に尻だけ乗せて、床に仰臥した。
天井を向く陰茎は、むろん右手でしっかりと握ったままだ。
股間を頂点にして寝そべった僕の横に、全裸のヨミがひざまずく。
その腿と腿の間には、斜め上を向いた薔薇色の男根が見え隠れする。
少女のような中性的な躰つきをしているくせに、ヨミの性器は完全にむけている。
だから拳のような形の亀頭が丸出しで、その先端の縦の切れ込みが生々しい。
「行くよ」
ヨミが僕の股間に顔を近づける。
口が握った拳に触れそうになったところで、
「離して」
短く、そう言った。
「う、うん」
肉棒を握った手のひらを開くと、亀頭を覆った包皮の中に一気に精液があふれるのがわかった。
金魚の口みたいに膨らむ包皮。
それがはじける寸前ー。
パクっ。
間一髪、ヨミが僕の亀頭を皮ごと咥え、唇と内頬で肉茎を挟み込む。
「ア…」
感電したように僕が痙攣したのは、ヨミがそのまま口全体を使って僕の包皮をむいたからである。
ずるっ。
むけたとたん、
どびゅ。
熱く濡れたヨミの口の中に、僕のミルクが溢れ出た。
「ああ、あああ、あああああ、アアアアアアアア・・・」
ちゅうちゅうちゅう…。
飛び出た躰の中心を烈しく吸引されて、僕は鳴く。
出すものを出して萎びかけていた生殖器官がヨミの口技に翻弄されてまたぞろ硬さを取り戻していく。
僕を咥え込んだ口の中で長い舌が翻り、僕の生亀頭を巧みに包み込んでは、表から裏側まで隈なく舐め回すのだ。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
ヨミが僕を飲み込んだまま、両腕を伸ばして胸をまさぐってきた。
探り当てられたのはふたつの乳首。
ツーン。
痺れるような快感が乳頭に生まれ、
「アウッ」
僕はいとも簡単に勃起させられた。
ヨミはどうやら、僕から精なるエキスを一滴残らず搾り取るつもりなのだ…。
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