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135 試練⑳
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肌の表面を、ランダムな軌道を描いて、ふたつのミニローターが這い回る。
さざ波のような微妙な快感に、僕は思わず躰を震わせる。
波動は皮膚を伝い、放置された勃起乳首にまで届いてくるのだが、あまりに弱すぎてもどかしいことこの上ない。
少しでもローターを乳首で受けようと上半身をねじって、はしたなく悶えている時だった。
三人目の男が、ようやく行動を開始した。
僕のペニスの裏側から外した三つ目のローターを取り出し、右の太腿に当てて来たのである。
「アア、アアア、アアアア・・・」
ついつい、歓迎の声を漏らす僕。
股間から聳え立つ生殖器官のこの重さ。
いきり立ったそれは、まるで有機物でつくられたミサイルだ。
だが、男は巧妙だった。
ローターは、右の太腿から内股へと上がったものの、肝心の部位を素通りして、左の太腿に降りてしまったのだ。
ここでも、また・・・。
全身が疼くようなもどかしさに、僕は涙目になって男たちを睨んだ。
「どうして・・・」
一番触れてほしい三つの部位。
そこだけをガン無視して、執拗に動き回るミニローター。
「どうして、触って、くれないの?」
僕らしくなく、少女のような甲高い声でしゃべっていた。
こんなにムキムキの躰をしてるのに・・・。
とー。
ローターを操る三人が、ふいに目配せし合うのが見えた。
そのとたん―。
「はひいっ! アア、アア、アア、アアアアアーッ!」
だしぬけに、凄絶な快感が背筋を貫き、僕は通電された蛙みたいに痙攣した。
そうー。
ようやく、三つのローターが、それもほぼ同時に、両乳首と亀頭の裏に押し当てられたのだ・・・。
さざ波のような微妙な快感に、僕は思わず躰を震わせる。
波動は皮膚を伝い、放置された勃起乳首にまで届いてくるのだが、あまりに弱すぎてもどかしいことこの上ない。
少しでもローターを乳首で受けようと上半身をねじって、はしたなく悶えている時だった。
三人目の男が、ようやく行動を開始した。
僕のペニスの裏側から外した三つ目のローターを取り出し、右の太腿に当てて来たのである。
「アア、アアア、アアアア・・・」
ついつい、歓迎の声を漏らす僕。
股間から聳え立つ生殖器官のこの重さ。
いきり立ったそれは、まるで有機物でつくられたミサイルだ。
だが、男は巧妙だった。
ローターは、右の太腿から内股へと上がったものの、肝心の部位を素通りして、左の太腿に降りてしまったのだ。
ここでも、また・・・。
全身が疼くようなもどかしさに、僕は涙目になって男たちを睨んだ。
「どうして・・・」
一番触れてほしい三つの部位。
そこだけをガン無視して、執拗に動き回るミニローター。
「どうして、触って、くれないの?」
僕らしくなく、少女のような甲高い声でしゃべっていた。
こんなにムキムキの躰をしてるのに・・・。
とー。
ローターを操る三人が、ふいに目配せし合うのが見えた。
そのとたん―。
「はひいっ! アア、アア、アア、アアアアアーッ!」
だしぬけに、凄絶な快感が背筋を貫き、僕は通電された蛙みたいに痙攣した。
そうー。
ようやく、三つのローターが、それもほぼ同時に、両乳首と亀頭の裏に押し当てられたのだ・・・。
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