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133 試練⑱
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僕は、言い知れぬ喪失感でぐったりとなった。
四つの器具による快感の余韻が、乳首とペニス、そして肛門の中に残り、僕を渇望状態へと落とし込んだのだ。
男たちは一歩下がって、吊り革に両手首を入れ、磔の聖者像のような姿態の僕を観察している。
僕の筋肉質の躰は、亀甲縛りの紐下着をずらされ、肝心な部位がすべて剥き出しになっている。
乳首、ペニス、睾丸、肛門の入口という、恥ずかしい部位のそのすべてが。
器具を外されたのはショックだったけど、見られるのは快感だった。
正直、これほど気持ちいいとは思わなかった。
彼らの舐めるような視線を肌に感じながら、僕は露出狂の気持ちが少しわかった気がした。
中学高校と、水泳で鍛え上げたこの躰。
ほれぼれするほど厚い胸板の上で、すぐに硬くなる薔薇色の乳首。
毎日二回はくだらない回数の自慰で扱き上げたこのペニス。
そして、ヨミのおかげで、最近開花した、僕の後ろの穴・・・。
もっとよく見えるように、躰をくねらせた。
もっともっと、隅々まで見てもらえるように。
そうすると、器具をつけていないのに、ペニスがまた力を得て立ち上がるのがわかった。
いったんうなだれかけた亀頭が、意識を取り戻した大蛇のようにぐいっと鎌首をもたげ、男たちを見つめたのだ。
ヌルリ。
その拍子に戻りかけていた包皮が半ばほど剥け、その摩擦で先っちょに痺れるような快感が生じてしまう。
無意識のうちに、腰を前に突き出していた。
男たちを見回し、声を出さずに、口だけ動かした。
触って・・・。
それぞれのフードの中の暗闇で、男たちの眼が光った。
飢えた獣のそれのような熱く鋭い視線が、一斉に僕の股間から突き出た長く硬い肉の棒に注がれる。
仮性包茎とはいえ、僕のペニスはヨミが褒めてくれるほど、大きくて長い。
その偉容は、僕を撮り囲む痴漢たちが露呈しているどの男根をも凌駕するたくましさだった。
しかも、僕のは真正包茎ではないから、勃起すれば自然に皮も剥けるし、先走り汁も出る。
先走り汁の多さは、まるで高級ハンバーグから出る肉汁並みだ。
そんなおぞましいほど卑猥な男性器を目の当たりにして、痴漢たちが放っておくはずがない。
無意識のうちに、僕はそう踏んだのだった。
ほら・・・。
限界まで腰を突き出し、ずっしりと重いその部分を、誘うように左右に振ってやる。
触って・・・。
僕の、物欲しげな、この、おチンポを・・・。
降り注ぐ眼差しが更に強くなり、僕はますます昂った。
するとー。
賭けは、当たった。
ローターを手にした男のひとりが、こらえきれなくなったように躰を震わせ、おもむろに動いたのだ。
四つの器具による快感の余韻が、乳首とペニス、そして肛門の中に残り、僕を渇望状態へと落とし込んだのだ。
男たちは一歩下がって、吊り革に両手首を入れ、磔の聖者像のような姿態の僕を観察している。
僕の筋肉質の躰は、亀甲縛りの紐下着をずらされ、肝心な部位がすべて剥き出しになっている。
乳首、ペニス、睾丸、肛門の入口という、恥ずかしい部位のそのすべてが。
器具を外されたのはショックだったけど、見られるのは快感だった。
正直、これほど気持ちいいとは思わなかった。
彼らの舐めるような視線を肌に感じながら、僕は露出狂の気持ちが少しわかった気がした。
中学高校と、水泳で鍛え上げたこの躰。
ほれぼれするほど厚い胸板の上で、すぐに硬くなる薔薇色の乳首。
毎日二回はくだらない回数の自慰で扱き上げたこのペニス。
そして、ヨミのおかげで、最近開花した、僕の後ろの穴・・・。
もっとよく見えるように、躰をくねらせた。
もっともっと、隅々まで見てもらえるように。
そうすると、器具をつけていないのに、ペニスがまた力を得て立ち上がるのがわかった。
いったんうなだれかけた亀頭が、意識を取り戻した大蛇のようにぐいっと鎌首をもたげ、男たちを見つめたのだ。
ヌルリ。
その拍子に戻りかけていた包皮が半ばほど剥け、その摩擦で先っちょに痺れるような快感が生じてしまう。
無意識のうちに、腰を前に突き出していた。
男たちを見回し、声を出さずに、口だけ動かした。
触って・・・。
それぞれのフードの中の暗闇で、男たちの眼が光った。
飢えた獣のそれのような熱く鋭い視線が、一斉に僕の股間から突き出た長く硬い肉の棒に注がれる。
仮性包茎とはいえ、僕のペニスはヨミが褒めてくれるほど、大きくて長い。
その偉容は、僕を撮り囲む痴漢たちが露呈しているどの男根をも凌駕するたくましさだった。
しかも、僕のは真正包茎ではないから、勃起すれば自然に皮も剥けるし、先走り汁も出る。
先走り汁の多さは、まるで高級ハンバーグから出る肉汁並みだ。
そんなおぞましいほど卑猥な男性器を目の当たりにして、痴漢たちが放っておくはずがない。
無意識のうちに、僕はそう踏んだのだった。
ほら・・・。
限界まで腰を突き出し、ずっしりと重いその部分を、誘うように左右に振ってやる。
触って・・・。
僕の、物欲しげな、この、おチンポを・・・。
降り注ぐ眼差しが更に強くなり、僕はますます昂った。
するとー。
賭けは、当たった。
ローターを手にした男のひとりが、こらえきれなくなったように躰を震わせ、おもむろに動いたのだ。
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