119 / 184
118 試練③
しおりを挟む
想像するだけで勃ってきた。
こんなものを身に着けて外出するなんて・・・。
公共交通機関といえば、あの市営バスしかない。
行きにはヨミが、帰りには僕が犠牲になった、例の痴漢バスである。
あのバスには、おそらく、痴漢の常連が何人も乗っている。
いや、ひょっとすると、乗客全部が痴漢と痴女である気がするほどだ。
そのバスに、乳首とペニスに電動ローターを張り付けたまま、乗るだなんて・・・。
しかも、射精を禁じられたままでー。
-服装は、全裸に近ければ、近いほどいい。
希京はそう書いていた。
全裸に近い服装ー。
僕にはひとつだけ、心当たりがあった。
母の寝室の、さまざまなセクシー下着がひしめく、化粧箪笥の引き出しの中。
その奥に、レースのパンティの山に埋もれるようにして、それは眠っていた。
革製の、黒いボンテージ衣装である。
僕はそれを指でつまみ出した。
衣装とは名ばかりで、そいつの本体は、ほとんど紐だった。
しかも、陰部のちょうど性器に触れる部位にはファスナーがあり、好きな時に中身を露出できるようになっている。
両乳首とペニスの裏側にローターをつけ、その上からこの革紐スーツを装着する。
更にファスナーを少し開けておき、そこから包皮を半分剥いた亀頭をはみ出させれば、卑猥さ倍増だ。
むろん、仮性包茎の亀頭はナマで触れられると痛いから、事前にコンドームを被せておく必要があるー。
あとは、上からジャケットかパーカーを羽織っていけば、猥褻物陳列罪で捕まることもないはずだ。
バス停でバスを待つ間はそれで耐えー。
バスが来次第、すぐに乗り込みさえすれば、そこはもう、別世界、いや無法地帯とでもいうべき空間なのだから・・・。
こんなものを身に着けて外出するなんて・・・。
公共交通機関といえば、あの市営バスしかない。
行きにはヨミが、帰りには僕が犠牲になった、例の痴漢バスである。
あのバスには、おそらく、痴漢の常連が何人も乗っている。
いや、ひょっとすると、乗客全部が痴漢と痴女である気がするほどだ。
そのバスに、乳首とペニスに電動ローターを張り付けたまま、乗るだなんて・・・。
しかも、射精を禁じられたままでー。
-服装は、全裸に近ければ、近いほどいい。
希京はそう書いていた。
全裸に近い服装ー。
僕にはひとつだけ、心当たりがあった。
母の寝室の、さまざまなセクシー下着がひしめく、化粧箪笥の引き出しの中。
その奥に、レースのパンティの山に埋もれるようにして、それは眠っていた。
革製の、黒いボンテージ衣装である。
僕はそれを指でつまみ出した。
衣装とは名ばかりで、そいつの本体は、ほとんど紐だった。
しかも、陰部のちょうど性器に触れる部位にはファスナーがあり、好きな時に中身を露出できるようになっている。
両乳首とペニスの裏側にローターをつけ、その上からこの革紐スーツを装着する。
更にファスナーを少し開けておき、そこから包皮を半分剥いた亀頭をはみ出させれば、卑猥さ倍増だ。
むろん、仮性包茎の亀頭はナマで触れられると痛いから、事前にコンドームを被せておく必要があるー。
あとは、上からジャケットかパーカーを羽織っていけば、猥褻物陳列罪で捕まることもないはずだ。
バス停でバスを待つ間はそれで耐えー。
バスが来次第、すぐに乗り込みさえすれば、そこはもう、別世界、いや無法地帯とでもいうべき空間なのだから・・・。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
41
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる