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115 重大決意
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たまらなかった。
ヨミのことを考えると、何も手につかなかった。
部屋にこもっていると、ヨミを想ってつい自慰に耽ってしまう。
そう考えて外出しても、無駄だった。
公園、ショッピングモール、地下街、カフェ、映画館ー。
行く先々で僕は突然激しい性衝動に襲われ、トイレに飛び込んだ。
ズボンと下着を脱ぎ捨て、スマホのカメラ片手に自分の股間を映してコキまくる。
しまいには誰かに見てほしくて仕方なくなり、真夜中、全裸で町なかをさ迷い歩いたりした。
僕は完全に露出狂と化していた。
しかも、ただ下半身を露出するだけではなく、性器を完全勃起させていたから、余計、始末が悪かった。
警察に通報されそうになったことも、一度や二度ではなかった。
あれから何度かバスにも乗った。
ジャケットの下は全裸で、痴漢の手を待ちわびて・・・。
でも、そういう時に限って、痴漢は出なかった。
あの痴漢バス。
あれもヨミの策略だったのか。
今になって、そう思う。
このままでは、だめだ。
ショッピングモールの多機能トイレで、鏡に映る全裸の自分を見ながらオナニーしつつ、僕は思った。
このままでは、いつか、性犯罪者になってしまう・・・。
こうなったら、手段はひとつ。
僕は決心した。
あの蟇親父に頭を下げて、ヨミのもとに身を寄せるしかないー。
ヨミのことを考えると、何も手につかなかった。
部屋にこもっていると、ヨミを想ってつい自慰に耽ってしまう。
そう考えて外出しても、無駄だった。
公園、ショッピングモール、地下街、カフェ、映画館ー。
行く先々で僕は突然激しい性衝動に襲われ、トイレに飛び込んだ。
ズボンと下着を脱ぎ捨て、スマホのカメラ片手に自分の股間を映してコキまくる。
しまいには誰かに見てほしくて仕方なくなり、真夜中、全裸で町なかをさ迷い歩いたりした。
僕は完全に露出狂と化していた。
しかも、ただ下半身を露出するだけではなく、性器を完全勃起させていたから、余計、始末が悪かった。
警察に通報されそうになったことも、一度や二度ではなかった。
あれから何度かバスにも乗った。
ジャケットの下は全裸で、痴漢の手を待ちわびて・・・。
でも、そういう時に限って、痴漢は出なかった。
あの痴漢バス。
あれもヨミの策略だったのか。
今になって、そう思う。
このままでは、だめだ。
ショッピングモールの多機能トイレで、鏡に映る全裸の自分を見ながらオナニーしつつ、僕は思った。
このままでは、いつか、性犯罪者になってしまう・・・。
こうなったら、手段はひとつ。
僕は決心した。
あの蟇親父に頭を下げて、ヨミのもとに身を寄せるしかないー。
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