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102 耐え難き誘惑⑫
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「もっと、いろいろ?」
ヨミが悪戯っぽい目で僕を見上げた。
「どこを? どんなふうに?」
「・・・・・・」
「言えないの?」
顔を赤らめ、沈黙した僕を、呆れたような口調で挑発する。
「言えないんなら、できないな」
ちょっぴり頬を膨らませて、拗ねたような顔になった。
それがまた・・・可愛い。
「そ、そんな・・・」
僕の声には、ひどく悲しそうな響きがこもってしまったようだ。
ヨミが少し後ろに下がり、完全に愛撫をやめてしまったせいもある。
躰が疼いて、たまらない。
特に、さっき舐められ、軽く吸われた両方の乳首と、裏側を撫で上げられた、勃起陰茎が・・・。
「何かしてほしいなら、大きな声ではっきり言ってよ」
口を尖らせて、畳みかけるヨミ。
「でないと僕、もう帰っちゃうからね」
「え・・・?」
冷たい汗が背筋を伝う。
帰る、だって?
そ、そんな・・・。
こんな状況で、放置されてしまったら・・・。
「あーあ、なんだかつまんなくなってきちゃったなあ。せっかく和夫とふたりっきりで楽しめると思って来たのに。いいの? 何も言ってくれないと、僕、マジで帰っちゃうからね」
「待って!」
無意識のうちに、僕は叫んでいた。
「言うよ・・・言うから・・・。俺の、してほしいこと・・・」
「うんっ! 何?」
赤い瞳を輝かせ、ヨミが身を乗り出した。
「何かな、僕にしてほしいことって?」
ヨミが悪戯っぽい目で僕を見上げた。
「どこを? どんなふうに?」
「・・・・・・」
「言えないの?」
顔を赤らめ、沈黙した僕を、呆れたような口調で挑発する。
「言えないんなら、できないな」
ちょっぴり頬を膨らませて、拗ねたような顔になった。
それがまた・・・可愛い。
「そ、そんな・・・」
僕の声には、ひどく悲しそうな響きがこもってしまったようだ。
ヨミが少し後ろに下がり、完全に愛撫をやめてしまったせいもある。
躰が疼いて、たまらない。
特に、さっき舐められ、軽く吸われた両方の乳首と、裏側を撫で上げられた、勃起陰茎が・・・。
「何かしてほしいなら、大きな声ではっきり言ってよ」
口を尖らせて、畳みかけるヨミ。
「でないと僕、もう帰っちゃうからね」
「え・・・?」
冷たい汗が背筋を伝う。
帰る、だって?
そ、そんな・・・。
こんな状況で、放置されてしまったら・・・。
「あーあ、なんだかつまんなくなってきちゃったなあ。せっかく和夫とふたりっきりで楽しめると思って来たのに。いいの? 何も言ってくれないと、僕、マジで帰っちゃうからね」
「待って!」
無意識のうちに、僕は叫んでいた。
「言うよ・・・言うから・・・。俺の、してほしいこと・・・」
「うんっ! 何?」
赤い瞳を輝かせ、ヨミが身を乗り出した。
「何かな、僕にしてほしいことって?」
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