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97 耐え難き誘惑⑦
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ヨミの指がくねるように動き、レースのパンティの中に滑り込んだ。
アッと思った時にはもう、遅かった。
鉤形に折り曲げられた人差し指がアレの雁首に絡まり、ぐいと力が籠められる。
「アアッ」
思わず、叫んでしまった。
ぶるんっ。
先走り汁の飛沫とともに、体中で一番恥ずかしい部分がパンティの縁から唸りを上げて飛び出したのだ。
勃起しすぎて剥けかけた先端は、核弾頭のように膨らみ、露出した亀頭からほわほわと白い湯気を上げている。
つんと鼻を突く匂いは、仮性包茎者特有の、精液の残滓と尿の混じった独特のものだ。
その剥き出しのシシカバブに、包むように五本の指を添え、動かさずにヨミが訊く。
「本当にいいの? このまま放置して?」
「・・・・・・」
僕は顔を背けた。
落とした視線の先にあるのは、茶色い乳輪の真ん中に屹立した同色の乳首である。
ただ、ヨミにツンツンされたせいか、勃起した乳頭だけ色が薄くなり、表皮が剥げたようなピンク色をしている。
黙っていると、ヨミがふいに僕の胸に顔を寄せ、濡れた舌を伸ばして、やにわに乳頭を舐めてきた。
「アヒャッ」
電撃が脊髄を貫き、つい変な声を出してしまった。
たまらない。
気持ち、いい。
先っちょから、汁が滲むほど。
モデルがポーズを取るように、うなじのところで両腕を組み、ヨミに向かって躰をくねらせた。
「うふふふ」
含み笑いしながら、チロチロと舌先で僕の乳首を交互に舐めるヨミ。
「アアーッ! アアッーッ!」
次第に喘ぎ声が獣じみたものになる。
つややかな小麦色をした僕の筋肉質の裸身から、男性フェロモンの匂いが色濃く立ち籠める。
「どうしてほしいの? 正直に言ってごらん」
舌先でつんつんを続けながら、悪戯っぽい表情をその綺麗な顔に浮かべ、ヨミが上目遣いに僕を見た。
アッと思った時にはもう、遅かった。
鉤形に折り曲げられた人差し指がアレの雁首に絡まり、ぐいと力が籠められる。
「アアッ」
思わず、叫んでしまった。
ぶるんっ。
先走り汁の飛沫とともに、体中で一番恥ずかしい部分がパンティの縁から唸りを上げて飛び出したのだ。
勃起しすぎて剥けかけた先端は、核弾頭のように膨らみ、露出した亀頭からほわほわと白い湯気を上げている。
つんと鼻を突く匂いは、仮性包茎者特有の、精液の残滓と尿の混じった独特のものだ。
その剥き出しのシシカバブに、包むように五本の指を添え、動かさずにヨミが訊く。
「本当にいいの? このまま放置して?」
「・・・・・・」
僕は顔を背けた。
落とした視線の先にあるのは、茶色い乳輪の真ん中に屹立した同色の乳首である。
ただ、ヨミにツンツンされたせいか、勃起した乳頭だけ色が薄くなり、表皮が剥げたようなピンク色をしている。
黙っていると、ヨミがふいに僕の胸に顔を寄せ、濡れた舌を伸ばして、やにわに乳頭を舐めてきた。
「アヒャッ」
電撃が脊髄を貫き、つい変な声を出してしまった。
たまらない。
気持ち、いい。
先っちょから、汁が滲むほど。
モデルがポーズを取るように、うなじのところで両腕を組み、ヨミに向かって躰をくねらせた。
「うふふふ」
含み笑いしながら、チロチロと舌先で僕の乳首を交互に舐めるヨミ。
「アアーッ! アアッーッ!」
次第に喘ぎ声が獣じみたものになる。
つややかな小麦色をした僕の筋肉質の裸身から、男性フェロモンの匂いが色濃く立ち籠める。
「どうしてほしいの? 正直に言ってごらん」
舌先でつんつんを続けながら、悪戯っぽい表情をその綺麗な顔に浮かべ、ヨミが上目遣いに僕を見た。
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