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88 虚ろな虜囚⑱
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マンションに帰ると、寒々しい部屋が僕を迎えた。
母がいなくなったせいで、すべてが妙に殺風景で、ただ無駄に広かった。
が。
僕の躰は火照ったままだった。
頭の中にピンク色の靄がかかったようで、ありとあらゆるものが、性的な意味を帯びて見えてくるのだ。
母の部屋へ入り、レオタード一枚でベッドに飛び乗った。
うつ伏せになり、熱く布地を押し上げている肉バナナを敷布団に押しつける。
母のベッドは、淫靡な香水の匂いに満ちていた。
彼女は、この匂いを身に纏い、女を武器に契約を取りまくっていたのだ。
繁華街のラブホテルの一室ー。
新規顧客の腹の上で最期を迎えたあの日まで。
ハアハアハアハア・・・。
すぐに息が荒くなった。
僕はベッドから転げ落ち、今度は硬い床相手に尺取虫のように身悶え出した。
床オナニーはやはりベッドよりこのほうがいい。
特に板の間の部分が最高だ。
乳首と生殖器を硬く冷たい床に擦りつけながら、希京の屋敷での出来事を頭の中で反芻する。
浮かぶのはどれも淫らなシーンばかりで、僕はますます高まっていく。
そのうちレオタードでは飽き足らなくなって、僕はあることを決意した。
まずはシャワーを浴び、躰を清めるのだ。
お楽しみはそれからだ。
愉しむ自分の姿をちょっと妄想しただけで、またぞろペニスの先っぽが体液でヌルヌル濡れてきた。
母がいなくなったせいで、すべてが妙に殺風景で、ただ無駄に広かった。
が。
僕の躰は火照ったままだった。
頭の中にピンク色の靄がかかったようで、ありとあらゆるものが、性的な意味を帯びて見えてくるのだ。
母の部屋へ入り、レオタード一枚でベッドに飛び乗った。
うつ伏せになり、熱く布地を押し上げている肉バナナを敷布団に押しつける。
母のベッドは、淫靡な香水の匂いに満ちていた。
彼女は、この匂いを身に纏い、女を武器に契約を取りまくっていたのだ。
繁華街のラブホテルの一室ー。
新規顧客の腹の上で最期を迎えたあの日まで。
ハアハアハアハア・・・。
すぐに息が荒くなった。
僕はベッドから転げ落ち、今度は硬い床相手に尺取虫のように身悶え出した。
床オナニーはやはりベッドよりこのほうがいい。
特に板の間の部分が最高だ。
乳首と生殖器を硬く冷たい床に擦りつけながら、希京の屋敷での出来事を頭の中で反芻する。
浮かぶのはどれも淫らなシーンばかりで、僕はますます高まっていく。
そのうちレオタードでは飽き足らなくなって、僕はあることを決意した。
まずはシャワーを浴び、躰を清めるのだ。
お楽しみはそれからだ。
愉しむ自分の姿をちょっと妄想しただけで、またぞろペニスの先っぽが体液でヌルヌル濡れてきた。
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