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80 虚ろな虜囚⑩
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ミニバンの後部座席に躰を預け、僕はモヤモヤした気持ちに苛まれ続けていた。
おそるおそるジャケットの前をはだけてみる。
白いレオタードに包まれた筋肉質の躰が現れた。
う・・・。
我ながら、ドキドキするような姿だった。
ぴたりと貼りついた薄い布地に、くっきりと浮き出た躰の線。
鎖骨から胸筋の盛り上がり、へその窪み、そしてもちろん、乳輪と乳首まで透けてしまっている。
乳輪のポツポツまで数えられるほどのその透け具合は、下半身ではもっとヤバかった。
性器の勃起具合が、まるわかりなのである。
そのさまは、完全にきのうのヨミのスキニーパンツを凌駕していた。
陰茎の裏側の筋から、亀頭を囲むエラの張り出し、茎に浮き出た太い静脈まで、手に取るようにわかるのだ。
すごいハイレグの切れ込み具合もヤバかった。
腰まで切れ込んでいるため、骨盤が飛び出て、太腿のつけ根からすべてが剥き出しだ。
その鋭角三角形の頂点に押し込められているのは、ふたつの精巣を内包する僕の丸い睾丸である。
知らず知らずのうちに、手が伸びた。
眼を閉じ、両手で躰を弄ってみる。
自分がヨミになったつもりで、レオタードの上から、感じる部位を撫でさする。
「アン・・・」
声が出た。
ヨミに似せた声だった。
レオタードのせいか、布越しに躰を撫でる手のひらは、まるで他人のソレのようー。
股間がますます窮屈になってきた。
おそるおそるジャケットの前をはだけてみる。
白いレオタードに包まれた筋肉質の躰が現れた。
う・・・。
我ながら、ドキドキするような姿だった。
ぴたりと貼りついた薄い布地に、くっきりと浮き出た躰の線。
鎖骨から胸筋の盛り上がり、へその窪み、そしてもちろん、乳輪と乳首まで透けてしまっている。
乳輪のポツポツまで数えられるほどのその透け具合は、下半身ではもっとヤバかった。
性器の勃起具合が、まるわかりなのである。
そのさまは、完全にきのうのヨミのスキニーパンツを凌駕していた。
陰茎の裏側の筋から、亀頭を囲むエラの張り出し、茎に浮き出た太い静脈まで、手に取るようにわかるのだ。
すごいハイレグの切れ込み具合もヤバかった。
腰まで切れ込んでいるため、骨盤が飛び出て、太腿のつけ根からすべてが剥き出しだ。
その鋭角三角形の頂点に押し込められているのは、ふたつの精巣を内包する僕の丸い睾丸である。
知らず知らずのうちに、手が伸びた。
眼を閉じ、両手で躰を弄ってみる。
自分がヨミになったつもりで、レオタードの上から、感じる部位を撫でさする。
「アン・・・」
声が出た。
ヨミに似せた声だった。
レオタードのせいか、布越しに躰を撫でる手のひらは、まるで他人のソレのようー。
股間がますます窮屈になってきた。
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