70 / 202
69 出させて②
しおりを挟む
襖に開けた穴から熱く火照った”分身”を突き出したまま、息を殺してしばらく待った。
けど、何も起こらない。
向こう側では、まだせわしないヨミの喘ぎ声が続いている。
気づいていないのか。
怒りで目の前が赤くなった。
ブスッ!
衝動に任せ、引き抜いた男根を、最初の穴の少し下にぶち当てた。
包皮に覆われた亀頭が和紙を突き破り、襖に直径と同じサイズの穴を穿ってめり込んだ。
これでどうだ!
勃起した乳首が触れるほど貼りつき、耳を澄ませて、向こう側の様子をうかがった。
見えない亀頭の先っちょが疼いてならなかった。
早く触って欲しい。
皮を剥いて、優しく中を・・・。
それからー。
お願い・・・。
出させて・・・。
がー。
だめだった。
いくら待っても、何の反応もなかった。
僕は襖の穴に勃起ペニスを突っ込んだまま、展翅版の上に貼り付けにされた蛾みたいにみじめな姿を晒している。
くそっ!
こうなったら!
ふたつ目の穴から猛る男根を引き抜き、今度はその先端で襖をこじ開けた。
二枚の襖の間にペニスを挟み、両側からぐいぐい締めつける。
「アアアッ!」
気持ちよくなり、つい声が出てしまった。
ペニスの幅だけ空いた隙間からは、隣の部屋の様子はよく見えない。
見る角度が変わったからなのか、ヨミの白い裸身が視界に入らないのだ。
けれど、僕はもう、それどころではなくなっていた。
両手で襖を閉めて勃起チンポを圧迫する。
そうしながら、隙間に沿って無理やり腰を上下に動かした。
擦れて、包皮が剥け、向こう側で亀頭が剥き出しになるのがわかった。
す、すごい・・・。
快感で、陶然となった。
キ、キモチ、イイ・・・。
腰の動きが速くなる。
アアアアアアアア・・・。
眼の奥が白く白熱した。
また・・・。
けど、何も起こらない。
向こう側では、まだせわしないヨミの喘ぎ声が続いている。
気づいていないのか。
怒りで目の前が赤くなった。
ブスッ!
衝動に任せ、引き抜いた男根を、最初の穴の少し下にぶち当てた。
包皮に覆われた亀頭が和紙を突き破り、襖に直径と同じサイズの穴を穿ってめり込んだ。
これでどうだ!
勃起した乳首が触れるほど貼りつき、耳を澄ませて、向こう側の様子をうかがった。
見えない亀頭の先っちょが疼いてならなかった。
早く触って欲しい。
皮を剥いて、優しく中を・・・。
それからー。
お願い・・・。
出させて・・・。
がー。
だめだった。
いくら待っても、何の反応もなかった。
僕は襖の穴に勃起ペニスを突っ込んだまま、展翅版の上に貼り付けにされた蛾みたいにみじめな姿を晒している。
くそっ!
こうなったら!
ふたつ目の穴から猛る男根を引き抜き、今度はその先端で襖をこじ開けた。
二枚の襖の間にペニスを挟み、両側からぐいぐい締めつける。
「アアアッ!」
気持ちよくなり、つい声が出てしまった。
ペニスの幅だけ空いた隙間からは、隣の部屋の様子はよく見えない。
見る角度が変わったからなのか、ヨミの白い裸身が視界に入らないのだ。
けれど、僕はもう、それどころではなくなっていた。
両手で襖を閉めて勃起チンポを圧迫する。
そうしながら、隙間に沿って無理やり腰を上下に動かした。
擦れて、包皮が剥け、向こう側で亀頭が剥き出しになるのがわかった。
す、すごい・・・。
快感で、陶然となった。
キ、キモチ、イイ・・・。
腰の動きが速くなる。
アアアアアアアア・・・。
眼の奥が白く白熱した。
また・・・。
0
お気に入りに追加
44
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
ずっと女の子になりたかった 男の娘の私
ムーワ
BL
幼少期からどことなく男の服装をして学校に通っているのに違和感を感じていた主人公のヒデキ。
ヒデキは同級生の女の子が履いているスカートが自分でも履きたくて仕方がなかったが、母親はいつもズボンばかりでスカートは買ってくれなかった。
そんなヒデキの幼少期から大人になるまでの成長を描いたLGBT(ジェンダーレス作品)です。
女装とメス調教をさせられ、担任だった教師の亡くなった奥さんの代わりをさせられる元教え子の男
湊戸アサギリ
BL
また女装メス調教です。見ていただきありがとうございます。
何も知らない息子視点です。今回はエロ無しです。他の作品もよろしくお願いします。
童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった
なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。
ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…
変態村♂〜俺、やられます!〜
ゆきみまんじゅう
BL
地図から消えた村。
そこに肝試しに行った翔馬たち男3人。
暗闇から聞こえる不気味な足音、遠くから聞こえる笑い声。
必死に逃げる翔馬たちを救った村人に案内され、ある村へたどり着く。
その村は男しかおらず、翔馬たちが異変に気づく頃には、すでに囚われの身になってしまう。
果たして翔馬たちは、抱かれてしまう前に、村から脱出できるのだろうか?
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる