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46 選択⑤
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アルビノの美少年に懸想する、変態性欲者・・・。
それが、僕?
希京の言葉が、僕を打ちのめした。
実際、階段下の引き戸の隙間から聞えてくるあの声に、自分が反応してしまった事実は隠しようがなかった。
証拠はこの熱いミルクの奔流だ。
握る手でペニスをとっさに包皮で包み、自慰の時同様に漏らさないよう対処したはずだった。
それが、コンマ1秒でも快感を味わっていたいという気持ちから来る一瞬の逡巡で、失敗してしまったのだ。
しかも、匂い立つ青臭い体液を垂れ流しながらも、僕はまだ陰茎を勃起させている・・・。
「放っておいてください」
僕はゆるゆると首を横に振った。
「俺は、あなたの世話なんかにはならない。15年前、ゴミみたいに俺と母さんを捨てたあんたなんかの世話には・・・」
それが今の僕にできる精いっぱいの反抗だった。
それが、僕?
希京の言葉が、僕を打ちのめした。
実際、階段下の引き戸の隙間から聞えてくるあの声に、自分が反応してしまった事実は隠しようがなかった。
証拠はこの熱いミルクの奔流だ。
握る手でペニスをとっさに包皮で包み、自慰の時同様に漏らさないよう対処したはずだった。
それが、コンマ1秒でも快感を味わっていたいという気持ちから来る一瞬の逡巡で、失敗してしまったのだ。
しかも、匂い立つ青臭い体液を垂れ流しながらも、僕はまだ陰茎を勃起させている・・・。
「放っておいてください」
僕はゆるゆると首を横に振った。
「俺は、あなたの世話なんかにはならない。15年前、ゴミみたいに俺と母さんを捨てたあんたなんかの世話には・・・」
それが今の僕にできる精いっぱいの反抗だった。
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