異世界転生して美少女エルフと百合ライフ

💛62 美少女の秘めごとを覗いてみた⑥

「わかったよ。やればいいんでしょ」

　ふてくされたように頬を膨らませる天羽。

　従順そうないたいけな乙女の仮面の下から、どうやら少し地が覗き始めたようだ。

　その外観とは裏腹の、けっこう気の強そうな、ふてぶてしい本性が。

「そういう態度はよくないな。そんなんじゃ、気持ちよくなんてなれないでしょ」

「……」

　私を睨んでくる天羽。

　細面で色の白いこの少女、怒った顏もまた可愛い。

「私はオナニーでイク演技を見たいんじゃない。本当に気持ちよくなってリビドーに震えるあなたが見たいのよ」

「そんなの、無理。他人に強制されて、イケるわけないじゃん」

「そうかな。ここには色々グッズがあるし、その気になればどんな恥ずかしいこともできると思う。なんなら私が使い方を教えてあげる」

「たとえば？」

　少し興味を覚えたのか、天羽が身を乗り出して訊いてきた。

「そうだね、たとえば、これとか」

　あるモノを見つけ、私はそれを手に取った。

「着エロによく使われるやつ。あなたのその格好には、ちょうどいいかもね」