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💛46 美少女エルフの酒池肉林③
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コウナゴが私を連れ込んだのは、屋敷の裏にある大きなビニルハウスみたいな建物だった。
ここへ来るまでの間に、私は歩きながらコウナゴにいたずらされ、ヘロヘロになっていた。
乳首はカチコチに勃起し、木綿のショーツは割れ目から滲む恥ずかしい汁でじっとり湿っていた。
ただひたすら身体が疼き、頭がぼうっとして、なにがなんだかわからなくなっていた。
だからほとんど無抵抗のまま、その奇妙な建物の中に引きずり込まれてしまったのだ。
二階建ての家ほどもあるビニルハウスの内部は蒸し暑く、まるでジャングルだった。
葉の大きな熱帯の植物がところ狭しと生えていて、毒々しい色の花を咲かせていた。
空気には甘ったるい匂いが充満し、あたかも麻薬入りの靄を呼吸しているかのような感じである。
「ここよ」
かなり奥に入ったあたりで、コウナゴが立ち止まった。
コウナゴの前には、地面すれすれに巨大なラフレシアみたいな花が咲いている。
5枚あるオレンジと黒の斑の花弁は、人間が乗っても耐えられそうなほど分厚く頑丈そうだ。
「こ、これは?」
訊いたとたん、コウナゴが私の腕をつかみ、花のほうへと引っ張った。
バランスを崩し、私はその巨大な花弁の真ん中に倒れ込んだ。
と、花の周囲から、一斉に蔓が伸び上がった。
「きゃっ」
おびただしい蔓が手足に巻きつき、私の躰を宙に持ち上げていく。
「これは”淫蕩の樹”」
吊り上げられる私を見上げて、コウナゴが言った。
「エルフの世界では、よく拷問に使われるんだよ」
ここへ来るまでの間に、私は歩きながらコウナゴにいたずらされ、ヘロヘロになっていた。
乳首はカチコチに勃起し、木綿のショーツは割れ目から滲む恥ずかしい汁でじっとり湿っていた。
ただひたすら身体が疼き、頭がぼうっとして、なにがなんだかわからなくなっていた。
だからほとんど無抵抗のまま、その奇妙な建物の中に引きずり込まれてしまったのだ。
二階建ての家ほどもあるビニルハウスの内部は蒸し暑く、まるでジャングルだった。
葉の大きな熱帯の植物がところ狭しと生えていて、毒々しい色の花を咲かせていた。
空気には甘ったるい匂いが充満し、あたかも麻薬入りの靄を呼吸しているかのような感じである。
「ここよ」
かなり奥に入ったあたりで、コウナゴが立ち止まった。
コウナゴの前には、地面すれすれに巨大なラフレシアみたいな花が咲いている。
5枚あるオレンジと黒の斑の花弁は、人間が乗っても耐えられそうなほど分厚く頑丈そうだ。
「こ、これは?」
訊いたとたん、コウナゴが私の腕をつかみ、花のほうへと引っ張った。
バランスを崩し、私はその巨大な花弁の真ん中に倒れ込んだ。
と、花の周囲から、一斉に蔓が伸び上がった。
「きゃっ」
おびただしい蔓が手足に巻きつき、私の躰を宙に持ち上げていく。
「これは”淫蕩の樹”」
吊り上げられる私を見上げて、コウナゴが言った。
「エルフの世界では、よく拷問に使われるんだよ」
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