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66 奇跡再び①
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なすすべもなく、シートに横たえられた。
裸の背中が温かい。
シートの表面がそれまで座っていた人の体温で温められているからだ。
周囲にはすでに人垣ができていた。
しかも、集まってきたのは皆、リーマンと白Tシャツの同類らしく、誰もが好奇心むき出しの表情をしている。
ノーマルな乗客たちは彼らの作る人垣に遮られ、半裸にむかれた僕の姿が見えないのだ。
僕の前に立つのは全員男で、リーマンと白Tシャツを含めて10人を数えた。
年齢層や格好はバラバラだ。
背広姿の中年から、制服姿の高校生までと、人種はかなり幅広い。
彼らに共通するのは、そのぎらつく目つきと、股間の前の膨らみだった。
そして、僕の気のせいか、かすかに腋臭と精液の混じった匂いがした。
こいつら、興奮してる…。
僕は蒼ざめた。
あろうことか、その対象はこの僕だ。
全員、黙ったままだった。
ただ沈黙したまま、手を伸ばしてきた。
べりっ。
伸びてきた手に、残っていた網シャツが引きはがされる。
下半身を抱え上げられ、腰まで下がっていたストッキングを脱がされた。
「み、見ないで…」
全裸にむかれ、僕は怯えた声で抗議した。
がー。
言葉とは裏腹に、曝け出された股間では、全くもって恥ずべきことに、肉棒が凄まじく勃起してしまっていた。
たわわに実り過ぎて、重かった。
湯気の立つ、燃えるように、熱い棒。
包皮が後退して、その下から半ばのぞいた亀頭は、先走り汁でぬるついて、しかも腫れたみたいに膨らんでいる。
海綿体が鎧のように固くなった茎の部分は信じられぬほど太くなり、青白い静脈が浮き出ている。
更にー。
強い力で引っ張られていたせいで、胸板に咲いたふたつの乳首は濃いピンク色に染まり、グミのように大きくなってしまっている。
まるで、長時間、乳首吸引器をつけて、”開発”された後のように…。
見られている。
不特定多数の目に、この恥ずかしい姿を。
その思いが、めくるめくほどのエクスタシーを生み出していた。
背徳的というべきだろうか。
この感じー。
恥辱が極まり過ぎて、淫靡な快楽に転ずる気持ち、とでも形容すべきだろうか。
オナニーの時、僕は鏡に全身を映して行為に及ぶとより逝きやすくなるのだが、今はそれどころではないのだ。
赤の他人に、全裸の肉体を、いやらしい目でまじまじと間近に見つめられているのである。
「や、やめ…」
胸と股間を隠そうとした手を払いのけられ、僕はかすれ声で懇願した。
両手両足を押さえつけられ、躰の前面があからさまにむき出しになる。
何本もの手が四方八方から伸びてきて、肌の上をはい回り始めたのはそのすぐ後だ。
まずは、脇腹。
「ああ、あああ…」
それから、下腹と内腿に。
さわさわさわ…。
腋の下から、首筋。
「く…くうう…」
ふくらはぎ、そして、足の指。
「ハアハアハアハアハア…」
息遣いが荒くなる。
全身に沸き起こった微妙な快感に、僕は身をくねらせる。
だ、だめだ…。
このままでは…。
裸の背中が温かい。
シートの表面がそれまで座っていた人の体温で温められているからだ。
周囲にはすでに人垣ができていた。
しかも、集まってきたのは皆、リーマンと白Tシャツの同類らしく、誰もが好奇心むき出しの表情をしている。
ノーマルな乗客たちは彼らの作る人垣に遮られ、半裸にむかれた僕の姿が見えないのだ。
僕の前に立つのは全員男で、リーマンと白Tシャツを含めて10人を数えた。
年齢層や格好はバラバラだ。
背広姿の中年から、制服姿の高校生までと、人種はかなり幅広い。
彼らに共通するのは、そのぎらつく目つきと、股間の前の膨らみだった。
そして、僕の気のせいか、かすかに腋臭と精液の混じった匂いがした。
こいつら、興奮してる…。
僕は蒼ざめた。
あろうことか、その対象はこの僕だ。
全員、黙ったままだった。
ただ沈黙したまま、手を伸ばしてきた。
べりっ。
伸びてきた手に、残っていた網シャツが引きはがされる。
下半身を抱え上げられ、腰まで下がっていたストッキングを脱がされた。
「み、見ないで…」
全裸にむかれ、僕は怯えた声で抗議した。
がー。
言葉とは裏腹に、曝け出された股間では、全くもって恥ずべきことに、肉棒が凄まじく勃起してしまっていた。
たわわに実り過ぎて、重かった。
湯気の立つ、燃えるように、熱い棒。
包皮が後退して、その下から半ばのぞいた亀頭は、先走り汁でぬるついて、しかも腫れたみたいに膨らんでいる。
海綿体が鎧のように固くなった茎の部分は信じられぬほど太くなり、青白い静脈が浮き出ている。
更にー。
強い力で引っ張られていたせいで、胸板に咲いたふたつの乳首は濃いピンク色に染まり、グミのように大きくなってしまっている。
まるで、長時間、乳首吸引器をつけて、”開発”された後のように…。
見られている。
不特定多数の目に、この恥ずかしい姿を。
その思いが、めくるめくほどのエクスタシーを生み出していた。
背徳的というべきだろうか。
この感じー。
恥辱が極まり過ぎて、淫靡な快楽に転ずる気持ち、とでも形容すべきだろうか。
オナニーの時、僕は鏡に全身を映して行為に及ぶとより逝きやすくなるのだが、今はそれどころではないのだ。
赤の他人に、全裸の肉体を、いやらしい目でまじまじと間近に見つめられているのである。
「や、やめ…」
胸と股間を隠そうとした手を払いのけられ、僕はかすれ声で懇願した。
両手両足を押さえつけられ、躰の前面があからさまにむき出しになる。
何本もの手が四方八方から伸びてきて、肌の上をはい回り始めたのはそのすぐ後だ。
まずは、脇腹。
「ああ、あああ…」
それから、下腹と内腿に。
さわさわさわ…。
腋の下から、首筋。
「く…くうう…」
ふくらはぎ、そして、足の指。
「ハアハアハアハアハア…」
息遣いが荒くなる。
全身に沸き起こった微妙な快感に、僕は身をくねらせる。
だ、だめだ…。
このままでは…。
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