僕は家畜人 ~”連続絶頂” どうせ逝くなら、君の手で~

ヤミイ

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62 僕は晒しモノ④

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 すうっ。
 撫でられた。
「く…」
 声が出そうになり、前かがみに身体を折る。
「いい形だ」
 極薄のストッキングの上から僕の陰茎を慈しむようにニギニギしながら、男が耳の穴に熱い息を吹きかける。
「やめ…て」
 かすれた声で抗議する。
 その実、僕の性器は完全に勃起してカチコチだ。
 その硬さと言ったら、まさしく今にもストッキングを突き破らんばかりだった。
 しかも、大きく伸びているので、躰をくの字に折ると、先がへその穴に突き刺さる。
「本当に?」
 撫でさすりながら、男が訊く。
 どこか笑いを含んだその口調は、僕の内心を読んだかのような勝ち誇った響きを帯びている。
「こんな中途半端なところで、やめちゃっていいの?」
「……」
 僕はうつむく。
 顏が火照って熱い。
 正直、感じていた。
 しかも、この鼓動。
 男に聴こえているのではないかと思うほど、ドキドキ言っている。
 答える代わりに、腰を前に突き出し、男の手に硬くなったモノを押しつけた。
「もっと触ってほしいんだね」
 男が含み笑いする。
「強く握ってほしいのかい?」
 返事代わりに腰をグラインドさせると、
 ぎゅううっ。
 男の手のひらが僕を包み込み、強く締め上げた。
「はうっ」
 思わず鳴いてしまう。
 むぎゅむぎゅむぎゅ…。
 揉みしだかれて、僕は目を閉じる。
 こうしていると、神経が性器に集中して、より快感を味わうことができるのだ。
「濡れてるよ」
 ストッキングごと亀頭のあたりをこねくりまわしながら、男が言う。
 もっとも、仮性包茎の僕の亀頭は、長い包皮に包まれたままだ。
 でも、嬲り続けられているうちに少し皮がめくれ、先っちょが露出してしまったのだろう。
 そこから中に溜まった分泌液が漏れ出して、ストッキングを濡らしている。
「むいてほしい?」
 男が僕を攻めながら言い募る。
「皮を全部めくって、中身、むき出しにしようか?」
「…まだ…」
 僕は首を振った。
「まだ、痛い、から」
「そうか」
 男が笑った。
「君はまだ、童貞で仮性包茎なんだね。敏感お年頃なんだ」
「……」
 後ろは、違うけど。
 むっとして、そう言い返しそうになる。
 僕は童貞を捨てる前に、仕事とはいえ、すでにアナルを他人に捧げてしまったのだ。
「いいよ。もう少し、遊んであげよう」
 男が指を鳴らすと、向かい側のシートの隅に座っていたTシャツ姿の若者が、すっと立ち上がった。
 年のころは、20代後半くらいだろうか。
 スポーツ刈りで、頬筋の発達した、見るからにスポーツマンといった雰囲気の男性である。
「彼が手伝ってくれるそうだ」
 僕の陰茎を握る手に力を籠め、ぐにゅぐにゅ揉みに揉みながら、愉しそうな口調で男が言った。

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