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36 初めての連続絶頂⑪
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次は、騎乗位だった。
部屋の隅には、簡易ベッドが設えられている。
それを中央に引き出すと、調教師がその上に仰臥し、
「またがれ」
そう命じてきたのだ。
「は、はい…」
僕は熱に浮かされたような面持ちでうなずいた。
ここまでくると、もう、うなずくしかなかった。
自分が何回射精できるか。
それによってバイトのシフトが決まるなら、やるしかない。
しかも、”搾乳”という仕事内容からして、射精回数が多ければ多いほど収入が多くなる。
その可能性は極めて高い。
ならば、ここはひとつ、虚心坦懐で、最後までつき合ってやろう。
カテーテルが足に引っかからないようにベッドに上るのは、けっこう難儀な作業だった。
慎重に這い上がり、ひとまず調教師の太腿の上に腰を落ち着けた。
「すごい…」
目の前にそそり立つモノをを見て、僕はゴクリと唾を飲み込んだ。
サイズも形もビール瓶にそっくりな黒ずんだ肉の棒が、そこにあった。
それはオイルに濡れてテラテラ光沢を放ち、エラの張った赤ムケの亀頭からほんわりと白い湯気を立てている。
こんなものが、ついさっきまで、僕の肛門に…?
心配になって、左手を伸ばし、尻肉の間をまさぐってみた。
何か、いつもと違う感触が指先に伝わってきて、僕はますます不安になった。
指先が穴に触れた途端、あっという間ににゅるりと中に吸い込まれてしまったのである。
どうやら、長時間の挿入で括約筋が緩み、穴が少し大きくなってしまっているようだ。
しかも、まだ足りないとでも言いたげに、周囲の肉がひくひく蠢いている…。
「何をしている。早く入れさせろ」
調教師の命令に、僕はハッと我に返った。
「は、はい、ただ今・・・」
腰を浮かせて、少し前ににじり出る。
「し、失礼、します」
股間の上に来たところで、右手を伸ばし、屹立した調教師の勃起ペニスを握って、亀頭の位置を調節する。
ヌルヌルに濡れそぼったそれを尻の肉の割れ目に挟み込み、ゆっくりと腰を下げていく。
ちゅぷ。
その刹那、鋭い快感が脳天まで突き抜けて、
「はうっ」
水族館の僕はアシカのように鳴いてしまう。
熱くて硬い調教師の亀頭が、再び僕の肛門に突き刺さったのだ。
「遠慮はいらん。好きなように、やってみろ」
丸太のようにフ逞しい両腕を伸ばして調教師が僕の胸をまさぐり、指先で両の乳首をつまんできた。
「ク、クウウウ…」
クリクリクリが始まり、僕は背中を弓のように反り返らせる。
獣じみた情欲のマグマが噴き上がり、気がつくと僕は自分から腰をグラインドさせていた。
ズブズブズブ…。
下半身が、湿った音を立てる肛門中心に、徐々に沈み込んでいく。
「チ、チンポ、イ、イイ…」
十分すぎるほど質量のある物体に直腸が満たされる感覚に、僕は我知らずそんなはしたない淫語を口走っていた。
部屋の隅には、簡易ベッドが設えられている。
それを中央に引き出すと、調教師がその上に仰臥し、
「またがれ」
そう命じてきたのだ。
「は、はい…」
僕は熱に浮かされたような面持ちでうなずいた。
ここまでくると、もう、うなずくしかなかった。
自分が何回射精できるか。
それによってバイトのシフトが決まるなら、やるしかない。
しかも、”搾乳”という仕事内容からして、射精回数が多ければ多いほど収入が多くなる。
その可能性は極めて高い。
ならば、ここはひとつ、虚心坦懐で、最後までつき合ってやろう。
カテーテルが足に引っかからないようにベッドに上るのは、けっこう難儀な作業だった。
慎重に這い上がり、ひとまず調教師の太腿の上に腰を落ち着けた。
「すごい…」
目の前にそそり立つモノをを見て、僕はゴクリと唾を飲み込んだ。
サイズも形もビール瓶にそっくりな黒ずんだ肉の棒が、そこにあった。
それはオイルに濡れてテラテラ光沢を放ち、エラの張った赤ムケの亀頭からほんわりと白い湯気を立てている。
こんなものが、ついさっきまで、僕の肛門に…?
心配になって、左手を伸ばし、尻肉の間をまさぐってみた。
何か、いつもと違う感触が指先に伝わってきて、僕はますます不安になった。
指先が穴に触れた途端、あっという間ににゅるりと中に吸い込まれてしまったのである。
どうやら、長時間の挿入で括約筋が緩み、穴が少し大きくなってしまっているようだ。
しかも、まだ足りないとでも言いたげに、周囲の肉がひくひく蠢いている…。
「何をしている。早く入れさせろ」
調教師の命令に、僕はハッと我に返った。
「は、はい、ただ今・・・」
腰を浮かせて、少し前ににじり出る。
「し、失礼、します」
股間の上に来たところで、右手を伸ばし、屹立した調教師の勃起ペニスを握って、亀頭の位置を調節する。
ヌルヌルに濡れそぼったそれを尻の肉の割れ目に挟み込み、ゆっくりと腰を下げていく。
ちゅぷ。
その刹那、鋭い快感が脳天まで突き抜けて、
「はうっ」
水族館の僕はアシカのように鳴いてしまう。
熱くて硬い調教師の亀頭が、再び僕の肛門に突き刺さったのだ。
「遠慮はいらん。好きなように、やってみろ」
丸太のようにフ逞しい両腕を伸ばして調教師が僕の胸をまさぐり、指先で両の乳首をつまんできた。
「ク、クウウウ…」
クリクリクリが始まり、僕は背中を弓のように反り返らせる。
獣じみた情欲のマグマが噴き上がり、気がつくと僕は自分から腰をグラインドさせていた。
ズブズブズブ…。
下半身が、湿った音を立てる肛門中心に、徐々に沈み込んでいく。
「チ、チンポ、イ、イイ…」
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