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26 初めての連続絶頂①
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「綺麗な乳首だな。家畜にしておくのがもったいないくらいだ」
僕の肉芽から唇を離して、調教師が言った。
乳頭とタラコ唇は、細い唾液の糸で繋がっている。
ひと舐めされた僕の乳首は、唾液に濡れて赤みを帯びたピンク色に照り輝いていた。
「……」
恥ずかしくなって顔を背けると、今度はいきなり乳首を咥えられた。
チュパッ!
チュパッ!
「あああっ!」
勢いよく吸われて、僕はのけぞった。
じゅるっ!
じゅるっ!
巨漢は横目で僕の反応を楽しみながら、右に左にと交互に吸う乳首を変えていく。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアアッ!」
見る間に両乳首を勃起させ、僕は自ら胸を前に突き出した。
更なる快楽を求めるそのあさましい姿が、壁面の鏡に大写しになっている。
自分から乳首を吸われようと、全裸の青年が躰を弓なりに反り、快感に打ち震えている、その猥褻さ。
パクッ!
右乳首の、膨張した乳頭の下の部分を咥えられた。
しかも、唇ではなく、前歯である。
「きゅ、きゅうっ!」
乳首を甘噛みしながら乳頭を舌先で舐め回され、痛痒いような愉悦の刺激に僕は甘ったるい声で鳴く。
その様子を視界の端で楽しみながら、調教師は右手の指で勃起した僕の左乳首を弄り出す。
クリッ、クリッ!
「アンアンアンッ!」
鏡の中で、青年の下半身に変化が起こり始めていた。
淡い叢の中から、肉色のソーセージがゆっくりと立ち上がり始めたのだ。
ソーセージは徐々に太さと固さを増し、角度を上げて床面と水平になると、獲物を探す盲目の亀みたいに首を左右に振り出した。
その鼻面には透明な極細チューブが刺さったままなのだが、それをものともせず、あたかも独立した生物ででもあるかのように、ゆらゆらと動いている。
ちゅうちゅうちゅう…。
くりくりくり…。
指と口で僕の両方の乳首を責め苛みながら、調教師が空いたほうの手を股間に伸ばしてきた。
親指と人差し指で輪を作って僕の半勃起陰茎の亀頭部分に包皮の上からその輪をはめ込むと、
ぬるっ!
だしぬけにそれを付け根の方向へと一気にスライドさせたから、たまらない。
「いやんっ!」
思わず、叫んでしまった。
ぬるり。
めくれた包皮が雁首の下で縮こまり、ぎゅうっと亀頭の喉元を締め上げたのだ。
完全に後退した包皮の下から露出したのは、絞り上げられ、更に膨張した赤むけの亀頭である。
先走り汁で濡れたその部分は丸みを帯びたハート形をしていて、今にも血が噴き出しそうなほど充血している。
鏡の中には、包皮を首根っこの所までめくられて、亀頭を丸ごと露わにされた僕が宙吊りになっている。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア…」
こうなるともう、僕としては自らの痴態を目の当たりにしながら、わななくしかなかった。
亀頭をむき出しにされると、勃起速度は急速に上がる。
亀頭のクビを包皮で締め付けられる快感。
それが、けっこう、効くのである。
「ハアハアハアハア・・・」
内腿に腱を浮き立たせ、わななき続けるうちにも、あけっぴろげの股間では、めきめきと音を立てて陰茎の海綿体が固い鎧と化し、やがて竿自体がバナナ並みの太さを取り戻す。
カテーテルを引きずりながら立ち上がったその”器官”は、見る間に倍ほどの長さに達し、今しも臍に届きそうだ。
「スイッチは、ここか?」
ふいに調教師が言って、指先で僕の亀頭の裏側をひと撫でした。
その途端―。
突然勃起陰茎の先っちょから稲妻が生じ、
「い、いくうっ!」
あの”どくんどくん”を躰の奥底に感じた僕は大きく躰を波打たせ、
ビクンッビクンッ!
エアでピストン運動を繰り返すように、はしたないほど烈しく腰を振った。
僕の肉芽から唇を離して、調教師が言った。
乳頭とタラコ唇は、細い唾液の糸で繋がっている。
ひと舐めされた僕の乳首は、唾液に濡れて赤みを帯びたピンク色に照り輝いていた。
「……」
恥ずかしくなって顔を背けると、今度はいきなり乳首を咥えられた。
チュパッ!
チュパッ!
「あああっ!」
勢いよく吸われて、僕はのけぞった。
じゅるっ!
じゅるっ!
巨漢は横目で僕の反応を楽しみながら、右に左にと交互に吸う乳首を変えていく。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアアッ!」
見る間に両乳首を勃起させ、僕は自ら胸を前に突き出した。
更なる快楽を求めるそのあさましい姿が、壁面の鏡に大写しになっている。
自分から乳首を吸われようと、全裸の青年が躰を弓なりに反り、快感に打ち震えている、その猥褻さ。
パクッ!
右乳首の、膨張した乳頭の下の部分を咥えられた。
しかも、唇ではなく、前歯である。
「きゅ、きゅうっ!」
乳首を甘噛みしながら乳頭を舌先で舐め回され、痛痒いような愉悦の刺激に僕は甘ったるい声で鳴く。
その様子を視界の端で楽しみながら、調教師は右手の指で勃起した僕の左乳首を弄り出す。
クリッ、クリッ!
「アンアンアンッ!」
鏡の中で、青年の下半身に変化が起こり始めていた。
淡い叢の中から、肉色のソーセージがゆっくりと立ち上がり始めたのだ。
ソーセージは徐々に太さと固さを増し、角度を上げて床面と水平になると、獲物を探す盲目の亀みたいに首を左右に振り出した。
その鼻面には透明な極細チューブが刺さったままなのだが、それをものともせず、あたかも独立した生物ででもあるかのように、ゆらゆらと動いている。
ちゅうちゅうちゅう…。
くりくりくり…。
指と口で僕の両方の乳首を責め苛みながら、調教師が空いたほうの手を股間に伸ばしてきた。
親指と人差し指で輪を作って僕の半勃起陰茎の亀頭部分に包皮の上からその輪をはめ込むと、
ぬるっ!
だしぬけにそれを付け根の方向へと一気にスライドさせたから、たまらない。
「いやんっ!」
思わず、叫んでしまった。
ぬるり。
めくれた包皮が雁首の下で縮こまり、ぎゅうっと亀頭の喉元を締め上げたのだ。
完全に後退した包皮の下から露出したのは、絞り上げられ、更に膨張した赤むけの亀頭である。
先走り汁で濡れたその部分は丸みを帯びたハート形をしていて、今にも血が噴き出しそうなほど充血している。
鏡の中には、包皮を首根っこの所までめくられて、亀頭を丸ごと露わにされた僕が宙吊りになっている。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア…」
こうなるともう、僕としては自らの痴態を目の当たりにしながら、わななくしかなかった。
亀頭をむき出しにされると、勃起速度は急速に上がる。
亀頭のクビを包皮で締め付けられる快感。
それが、けっこう、効くのである。
「ハアハアハアハア・・・」
内腿に腱を浮き立たせ、わななき続けるうちにも、あけっぴろげの股間では、めきめきと音を立てて陰茎の海綿体が固い鎧と化し、やがて竿自体がバナナ並みの太さを取り戻す。
カテーテルを引きずりながら立ち上がったその”器官”は、見る間に倍ほどの長さに達し、今しも臍に届きそうだ。
「スイッチは、ここか?」
ふいに調教師が言って、指先で僕の亀頭の裏側をひと撫でした。
その途端―。
突然勃起陰茎の先っちょから稲妻が生じ、
「い、いくうっ!」
あの”どくんどくん”を躰の奥底に感じた僕は大きく躰を波打たせ、
ビクンッビクンッ!
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