少年ペット

ヤミイ

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 ただティッシュで拭くのはもったいない気がした。

 私みたいな陰キャ女子が美少年の精液に出会える機会は、これが最後である可能性大なのだ。

 そう思うと、勝手に身体が動いていた。

 ナルの上にかがみ込み、股間に顔を近づけていく。

 Gスポットを電動バイブで刺激され続け、メスイキ状態に陥っているせいで、ナルはまだ勃起している。

 精液の噴出こそ止まっているが、そそり立つ生殖器の偉容は出す前とまったく変わっていないのである。

 真直ぐに天井を指す、ゴツゴツした筋肉の棒。

 そして、全体の長さの三分の一ほどをも占める赤く腫れた亀頭部分。

 ギリギリまで鼻を近づけると、ツンとあの青臭い匂いが鼻孔の奥を刺激した。

 さすがに躊躇しないではいられなかった。

 この液体、どう見繕ってみても、おいしそうとは思えない。

 ならばー。

 私は思い直して立ち上がり、踵を返して冷蔵庫に歩み寄った。

 たしか、賞味期限ぎりぎりのが、まだ残っていたはず。

 中を漁ると、はたして、あった。

 マヨネーズの容器に隠れるようにして、本物のスキムミルクの潰れかけたチューブが。

 私はこれをトーストに塗って食べるのが他の何より好きなのだ。

 チューブを持って、再びナルの前にひざまずく。

 ナルは柱に背中を預けて、M字開脚した姿勢のまま、快楽に喘ぎながら、勃起ペニスを震わせている。

「おいしくしてあげる」

 言って私はチューブの中身をナルの性器にかけ始めた。

 精液とスキムミルクが混じり合い、恐ろしく長い肉の棒がドロドロにコーティングされていく。

 出来上がったデコレーションは、生クリームをまぶした捻りパンみたいで、見るからに美味しそうだった。

「食べてあげる。あーん」

 私は大きく口を開け、何の躊躇もなくそのヌルヌルの棒を口いっぱいに頬張った。
 

 
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