少年ペット

48

「ｷﾓﾁ､ｲｲ･･･」

　喘ぎとともにナルが漏らしたその一言が、私の嗜虐心に油を注ぐ。

　袋を揉みしだく手に力を込めて、中のアーモンドをコリコリぶつけ合う。

　精巣はクルミのように硬くて芯があり、かなり力を込めても潰れない。

　コリコリ音がするほど揉んでいると、右手の中の男性器がメキメキと強張り始めた。

　ただでさえ勃起しているのに、海綿体が鎧のように硬化して、亀頭が更に赤味を増してきた。

　手触りを味わうように、弾力のある熱い器官を握りしめてみる。

　これがオトコの子の生殖器官。

　陰茎。

　男根。

　ペニス。

　英語の陰語では、コックって言うんだっけ？

　もしあたしがその気になったとして―。

　こんな大きくて硬いもの、本当にあたしの中に入るのだろうか？

　でも、今はセックスを試すより、この子を虐めるほうがずっと楽しいのだ。

　いじめて、いじめて、いじめぬいて、なぶって、なぶって、狂わせて、ミルクまみれにしてやるのだー。

　コリコリと同時に、肉棒を握りしめた右手をゆっくり上下に動かした。

　包皮が肉筒の表面を行ったり来たりするのだが、皮が亀頭にかかるとナルが悲鳴のように小声で啼いた。

　やっぱり一番感じるのはここか。

　親指に唾をまぶして、扱きながら亀頭の先っちょを撫でてやる。

「ﾊｱｱ･･･ｲｲ･･･」

　ナルの震えが酷くなる。

「どこがいいの？　はっきり言ってごらん」

　両手をシコシコ、コリコリ動かしながら訊いてやると、

「ﾁ､ﾁﾝﾁﾝ･･･」

　恥ずかしそうなかすれ声が返ってきた。