少年ペット

ヤミイ

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 ナルの性器の先っちょは、生まれたばかりの生き物の肌か、本来は隠されてしかるべき内臓のようだ。

 熟れたサクランボみたいに赤く充血していて、先端に縦に切れ込みがあり、全体が丸くすべすべしていて…。

 痛そうー。

 縮んだ包皮に首のあたりを締めつけられ、マッシュルームみたいに縊れた赤剥け亀頭を見て、私は思う。

 これ、きっと、無造作に触れたら、痛いに違いない・・・。

 自らの皮で鰓の下あたり、ちょうど喉首に当たる部分を緊縛されたそれは、まるで絞首刑にされたてるてる坊主。

 肉でできた赤紫色のてるてる坊主である。

 熟考の末、私はその恥辱部分に顔を近づけ、小さく口を開けると、舌で押し出すようにして唾液を垂らした。

 ツーッ。

 糸を引いた唾液が、パンケーキに垂らした蜂蜜みたいに、赤剥けのマッシュルームを覆っていく。

 ナルの亀頭はすでに、彼自身が分泌した透明な体液で、少し濡れている。

 その汁は、ナルが自分で乳首を弄り出すとともに、切れ込みからちょっとずつ出て来たものだ。

 きっと気持ちが良くなると出てくる体液の一種なのだろう。

 女の愛液と似たようなものなのかもしれない。

 その液と、私の唾液が混じり合い、ナルの恥ずかしいサクランボをコーティングしていく。

 すっかりとろみを帯びた亀頭を見て私は思う。

 このくらい濡らせば、もう、触ってもいいだろうかー。

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