少年ペット

ヤミイ

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「してみなさいよ」

 こっちから、挑発してやった。

 煮えくり返るような腹立たしさが、次第に別の感情に変わっていく。

 それは優越感とないまぜになった、背徳の情。

 意地の悪い気分が沸き起こると同時に、欲情に火がついたのだ。

 この子がいけないんだ。

 そう、自分に言い聞かせる。

 飼い主の私を差し置いて、いつも自分で処理を…。

「途中だったんでしょ」

 私はスーツ姿のまま、風呂場の入口にしゃがみ込む。

「見りゃ、わかるわよ。それ、濡れてるもの」

 目の前で震える肉色の影を顎で指し示す。

 そう、少年の股間から屹立する”棒”は、お湯以外の何かで先を濡らしていた。

 透明な粘液のようなものが、充血したソレの鼻面のあたりから滲んでいて、膨らみ全体をヌルヌルにしている。

 包皮の剥け具合からも、彼が今の今まで耽っていた”悪行”は明らかだ。

「は・や・く」

 歯軋りするように、私は脅した。

「わからないの? 今すぐ、私の目の前で、続きをやるの。あんたの大好きな、アレの続きをね」
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