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651 美青年拷問地獄⑦
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獄卒が翔の両の太腿をつかみ、持ち上げた。
顏の前に肛門がくるようにして、その淫らに開いた開口部を、分厚い舌でべろりと舐め上げる。
「ア…ッ。アアン…」
切なげに翔が鳴く。
じゅるじゅるじゅる…。
わざとらしく卑猥な音を立て、ドリルのような舌先で肛門の中に唾液を注入する。
「ヒッ!」
翔が叫んだのは、獄卒の舌が5センチほど肛門内に挿入された時だった。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
端正なマスクが快感で歪み、吊るされた全裸の身体に痙攣が走った。
「Gスポットね。あの地獄の門番は、翔のGスポットをじかに舐めているんだわ」
姉さんが興奮で声をかすれさせ、解説する。
「肛門から5センチほど入ったところにある、腹側の直腸壁。そこにある米粒ほどの大きさの突起。それが男のGスポット、すなわち、前立腺が腸に接する部分と言われている。そこを刺激すれば、オスイキ、メスイキどちらのパターンのドライオーガズムも、お手のもの」
獄卒は翔が烈しく喘ぎ出したのを確認すると、舌の挿入をやめ、今度は翔の股間から突き出る固い器官を右手で握った。
そうしておいて、左手の人差し指を、赤くただれた翔の肛門にずぶずぶずぶと挿入する。
「あれは効く」
びくんと跳ね上がった翔を見て、陽がつぶやいた。
獄卒は、翔の勃起した男根を右手で扱きながら、同時に左手の指でGスポットを刺激し始めたのだ。
僕も同感だった。
アナルプラグを使って自分でやったことがあるが、いつも、あっというまに逝ってしまう。
その度に亀頭の先からどびゅどびゅ真っ白いミルクが噴き出て、床をべとべとにしてしまうのがオチなのだ。
「ヒイッ! ヒイッ! ヒイイッ!」
全身で痙攣を繰り返す翔。
半開きのうつろな目には、ひどく淫蕩な光が宿っているようだ。
「アア、アアア、アアアアアーッ」
獄卒のグローブみたいな肉厚の手に股間をみずから押し付けるかのように、がくんがくんと腰を振る。
だが、射精は無理だった。
僕同様、尿道プラグが亀頭の鼻先に突き刺さり、しっかり尿道に栓をしているからである。
シコシコシコシコ…。
高速で獄卒の手が前後する。
血が出るほど扱いたかと思うと、急に握った手を放し、亀頭の部分を手のひらで押さえて、肉棒を押し下げる。
つるんっ!
獄卒が亀頭の頭を手のひらで撫でるようにして真下に弾くと、ゴム製の棍棒のような翔の陰茎が己の弾性でうなりを上げて跳ね上がった。
ぺちんっ!
カウパー腺液で濡れそぼったた亀頭が、下腹に当たる湿った音が鳴り響く。
「キュウンッ」
翔がまた、はしたない声を出す。
その間にも獄卒は人差し指を翔の肛門に出し入れするのを忘れない。
くちゅくちゅくちゅくちゅ…。
肉でできたフジツボみたいな赤い穴から、翔の直腸内を潤していたローションが白い泡となって滲み出す。
「アアン、アアアン、アアアアアアアアア…」
完全なるメスイキ状態だった。
今、翔は、肛門全体で感じているのだ。
女性がヴァギナを責められた時、感じるような持続的な快感を…。
気がつくと、僕は自分の両乳首に爪を立て、無意識のうちに翔の痴態をオカズにして、乳首オナニー、チクニーを始めていた。
クリクリクリクリクリ…。
き、気持ち、いい…。
「ああん、うふん」
翔に合わせて、つい鳴いてしまう。
甘ったるい、ふしだらなほどの、悦びの声で。
だって、僕の場合、時と場合によっては、チクニーだけでドライオーガズムを味わうことだってできるのだ…。
顏の前に肛門がくるようにして、その淫らに開いた開口部を、分厚い舌でべろりと舐め上げる。
「ア…ッ。アアン…」
切なげに翔が鳴く。
じゅるじゅるじゅる…。
わざとらしく卑猥な音を立て、ドリルのような舌先で肛門の中に唾液を注入する。
「ヒッ!」
翔が叫んだのは、獄卒の舌が5センチほど肛門内に挿入された時だった。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・」
端正なマスクが快感で歪み、吊るされた全裸の身体に痙攣が走った。
「Gスポットね。あの地獄の門番は、翔のGスポットをじかに舐めているんだわ」
姉さんが興奮で声をかすれさせ、解説する。
「肛門から5センチほど入ったところにある、腹側の直腸壁。そこにある米粒ほどの大きさの突起。それが男のGスポット、すなわち、前立腺が腸に接する部分と言われている。そこを刺激すれば、オスイキ、メスイキどちらのパターンのドライオーガズムも、お手のもの」
獄卒は翔が烈しく喘ぎ出したのを確認すると、舌の挿入をやめ、今度は翔の股間から突き出る固い器官を右手で握った。
そうしておいて、左手の人差し指を、赤くただれた翔の肛門にずぶずぶずぶと挿入する。
「あれは効く」
びくんと跳ね上がった翔を見て、陽がつぶやいた。
獄卒は、翔の勃起した男根を右手で扱きながら、同時に左手の指でGスポットを刺激し始めたのだ。
僕も同感だった。
アナルプラグを使って自分でやったことがあるが、いつも、あっというまに逝ってしまう。
その度に亀頭の先からどびゅどびゅ真っ白いミルクが噴き出て、床をべとべとにしてしまうのがオチなのだ。
「ヒイッ! ヒイッ! ヒイイッ!」
全身で痙攣を繰り返す翔。
半開きのうつろな目には、ひどく淫蕩な光が宿っているようだ。
「アア、アアア、アアアアアーッ」
獄卒のグローブみたいな肉厚の手に股間をみずから押し付けるかのように、がくんがくんと腰を振る。
だが、射精は無理だった。
僕同様、尿道プラグが亀頭の鼻先に突き刺さり、しっかり尿道に栓をしているからである。
シコシコシコシコ…。
高速で獄卒の手が前後する。
血が出るほど扱いたかと思うと、急に握った手を放し、亀頭の部分を手のひらで押さえて、肉棒を押し下げる。
つるんっ!
獄卒が亀頭の頭を手のひらで撫でるようにして真下に弾くと、ゴム製の棍棒のような翔の陰茎が己の弾性でうなりを上げて跳ね上がった。
ぺちんっ!
カウパー腺液で濡れそぼったた亀頭が、下腹に当たる湿った音が鳴り響く。
「キュウンッ」
翔がまた、はしたない声を出す。
その間にも獄卒は人差し指を翔の肛門に出し入れするのを忘れない。
くちゅくちゅくちゅくちゅ…。
肉でできたフジツボみたいな赤い穴から、翔の直腸内を潤していたローションが白い泡となって滲み出す。
「アアン、アアアン、アアアアアアアアア…」
完全なるメスイキ状態だった。
今、翔は、肛門全体で感じているのだ。
女性がヴァギナを責められた時、感じるような持続的な快感を…。
気がつくと、僕は自分の両乳首に爪を立て、無意識のうちに翔の痴態をオカズにして、乳首オナニー、チクニーを始めていた。
クリクリクリクリクリ…。
き、気持ち、いい…。
「ああん、うふん」
翔に合わせて、つい鳴いてしまう。
甘ったるい、ふしだらなほどの、悦びの声で。
だって、僕の場合、時と場合によっては、チクニーだけでドライオーガズムを味わうことだってできるのだ…。
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