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612 淫蕩フィギュア⑯
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身長2メートルを超す、プロレスラーを彷彿とさせる巨漢の右腕の先に突き刺さった肌色の肉塊。
それが、翔だった。
四肢を背中側に折り曲げられ、手首と足首のところでひとまとめに緊縛されて、陰部を露出し、反り返った裸体。
その肛門に、巨漢の右腕が、手首のあたりまでめり込んでいるのだ。
僕をバックから貫いたまま、獄卒が背中側にボールみたいに丸まった、はしたない翔の裸体を持ち上げた。
「アアアアアアアア・・・」
空中で唾液まみれのペニスを震わせ、涎を垂らして切なげに喘ぐ、奇妙な体位に緊縛された見目麗しき美青年。
ぎゅうぎゅうぎゅう。
何かを揉みしだく音がした。
音は明らかに翔の躰の中から聞こえてくる。
獄卒が、肛門に突っ込んだ右手で、翔の中の何かをニギニギしているのだ。
あれは…。
すぐにピンときた。
肛門の中。
男の直腸の奥にも、女性同様、Gスポットがある。
直腸と前立腺を隔てる、膀胱側の壁である。
そこが少し膨らんでいて、直に触られるとめちゃくちゃ身持ちがいい。
それこそ失神するほどの快感が味わえるのである。
別名、メスイキスポット。
むろん外からは見えないが、おそらく翔は、そこを探り当てられ、握り締められているのだろう。
そのことは、翔の下腹のふくらみからも明らかだった。
獄卒のこぶしの形を浮き上がらせたいつもは平らな下腹が、ひくひく上下に蠢いているのである。
「あ、あああ、あああああ…、ああああん、ああああん、ああああああん!」
翔の喘ぎ声が大きくなる。
獄卒の右手の先に生えた翔は、あたかも生きた腹話術の人形だ。
右手一本でその肉体を支える獄卒は、恐るべき怪力の持ち主といえそうだった。
ずんずんずん。
獄卒が、右腕を上げ下げして、真下から翔を突き上げる。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
スタッカートのリズムで喘ぐ翔。
ぐちゅう。
粘る音を発して、ゼリーのような透明汁が翔の肛門からあふれ出し、丸太みたいな獄卒の腕を濡らしていく。
ブランブランと烈しく触れる股間から突き出た肉棒も、肛門に負けじと淫汁をまき散らす。
あの呆けた顔は、逝く直前のアクメの表情だ。
ヤバい。
翔のやつ、射精可能なぐらいまで、もう精液が溜まってきたのだろうか。
「ああ、翔…」
僕は口の中の翔のペニスの残り汁を、直腸いっぱいに獄卒の男根を味わいながら、切ない声で呼びかける。
「逝かないで…行くなら僕と一緒に…お願い・・・」
それが、翔だった。
四肢を背中側に折り曲げられ、手首と足首のところでひとまとめに緊縛されて、陰部を露出し、反り返った裸体。
その肛門に、巨漢の右腕が、手首のあたりまでめり込んでいるのだ。
僕をバックから貫いたまま、獄卒が背中側にボールみたいに丸まった、はしたない翔の裸体を持ち上げた。
「アアアアアアアア・・・」
空中で唾液まみれのペニスを震わせ、涎を垂らして切なげに喘ぐ、奇妙な体位に緊縛された見目麗しき美青年。
ぎゅうぎゅうぎゅう。
何かを揉みしだく音がした。
音は明らかに翔の躰の中から聞こえてくる。
獄卒が、肛門に突っ込んだ右手で、翔の中の何かをニギニギしているのだ。
あれは…。
すぐにピンときた。
肛門の中。
男の直腸の奥にも、女性同様、Gスポットがある。
直腸と前立腺を隔てる、膀胱側の壁である。
そこが少し膨らんでいて、直に触られるとめちゃくちゃ身持ちがいい。
それこそ失神するほどの快感が味わえるのである。
別名、メスイキスポット。
むろん外からは見えないが、おそらく翔は、そこを探り当てられ、握り締められているのだろう。
そのことは、翔の下腹のふくらみからも明らかだった。
獄卒のこぶしの形を浮き上がらせたいつもは平らな下腹が、ひくひく上下に蠢いているのである。
「あ、あああ、あああああ…、ああああん、ああああん、ああああああん!」
翔の喘ぎ声が大きくなる。
獄卒の右手の先に生えた翔は、あたかも生きた腹話術の人形だ。
右手一本でその肉体を支える獄卒は、恐るべき怪力の持ち主といえそうだった。
ずんずんずん。
獄卒が、右腕を上げ下げして、真下から翔を突き上げる。
「あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ、あ」
スタッカートのリズムで喘ぐ翔。
ぐちゅう。
粘る音を発して、ゼリーのような透明汁が翔の肛門からあふれ出し、丸太みたいな獄卒の腕を濡らしていく。
ブランブランと烈しく触れる股間から突き出た肉棒も、肛門に負けじと淫汁をまき散らす。
あの呆けた顔は、逝く直前のアクメの表情だ。
ヤバい。
翔のやつ、射精可能なぐらいまで、もう精液が溜まってきたのだろうか。
「ああ、翔…」
僕は口の中の翔のペニスの残り汁を、直腸いっぱいに獄卒の男根を味わいながら、切ない声で呼びかける。
「逝かないで…行くなら僕と一緒に…お願い・・・」
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