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603 淫蕩フィギュア⑦
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亀頭の表皮を通して僕の情念が伝わったのかー。
空中で、翔が躰の向きを変え始めた。
亀頭と亀頭をぺたりと合わせたまま、そこを軸にして、ゆっくりこちらにお尻を向け始めたのだ。
ぶるんっ。
翔の亀頭が僕の亀頭から滑り、弾性に任せて大きく宙に跳ね上がった。
そして緊縛された躰をぎこちなく動かし、腰の角度を変え、僕の顔の上にペニスが来るよう、調節する。
その意図はもう、明らかだった。
「下ろして」
僕は下からアナルを突いてくる獄卒に、かすれ声で訴えかけた。
「翔をもう少し、下まで下ろしてあげて。そしてできれば、あの口枷を取ってあげてくれないかな?」
獄卒が太い猪首を回して、マスクに空いた小さな鋭い目で僕を見、それから翔のペニスを見た。
僕は彼の両手が自由になるように、自らの手で太腿をつかみ、両足を180度開脚の形に保てるようにした。
彼はすぐに僕らの意図を察したようだ。
そうしてそれだけでなく、賛同をも、してくれたようだった。
その証拠に、次の瞬間、獄卒は僕の太腿を離し、ロープを引いて翔を手元にまで手繰り寄せると、その口からゴムボールをはずして、翔の躰の向きを調節し始めたのである。
翔の顔が僕の勃起陰茎の真上に。
そして同時に、翔の直立したペニスが僕の顔の真上に来るようにー。
あとは、ほんの少し、翔をつるしたロープを緩めるだけだった。
目と鼻の先に、猛り立った翔の肉棒が降りてくる。
赤ピンクの筋肉でできた兜をかぶった鋭角の亀頭が、湯気を上げながら近づいてくる。
茎の部分には青白い静脈が網の目のように浮き出し、ところどころに鞭が残した蚯蚓腫れが走っている。
自身のだけでなく、僕の先走り汁をも塗りたくったその器官は、間近で見るとおそろしく卑猥で官能的だった。
「ああ、翔…」
僕は獄卒の配慮に感謝した。
兜合わせだけでなく、こんなにも早く、翔をおフェラできるなんてー。
しかも、僕のチンポもまた、もうすぐ翔の口に頬張られる…。
ベッドで二人、全裸で互いの股間に顔をうずめ、ちゅうちゅう音を立てながら絡み合ったあの日々みたいに…。
空中で、翔が躰の向きを変え始めた。
亀頭と亀頭をぺたりと合わせたまま、そこを軸にして、ゆっくりこちらにお尻を向け始めたのだ。
ぶるんっ。
翔の亀頭が僕の亀頭から滑り、弾性に任せて大きく宙に跳ね上がった。
そして緊縛された躰をぎこちなく動かし、腰の角度を変え、僕の顔の上にペニスが来るよう、調節する。
その意図はもう、明らかだった。
「下ろして」
僕は下からアナルを突いてくる獄卒に、かすれ声で訴えかけた。
「翔をもう少し、下まで下ろしてあげて。そしてできれば、あの口枷を取ってあげてくれないかな?」
獄卒が太い猪首を回して、マスクに空いた小さな鋭い目で僕を見、それから翔のペニスを見た。
僕は彼の両手が自由になるように、自らの手で太腿をつかみ、両足を180度開脚の形に保てるようにした。
彼はすぐに僕らの意図を察したようだ。
そうしてそれだけでなく、賛同をも、してくれたようだった。
その証拠に、次の瞬間、獄卒は僕の太腿を離し、ロープを引いて翔を手元にまで手繰り寄せると、その口からゴムボールをはずして、翔の躰の向きを調節し始めたのである。
翔の顔が僕の勃起陰茎の真上に。
そして同時に、翔の直立したペニスが僕の顔の真上に来るようにー。
あとは、ほんの少し、翔をつるしたロープを緩めるだけだった。
目と鼻の先に、猛り立った翔の肉棒が降りてくる。
赤ピンクの筋肉でできた兜をかぶった鋭角の亀頭が、湯気を上げながら近づいてくる。
茎の部分には青白い静脈が網の目のように浮き出し、ところどころに鞭が残した蚯蚓腫れが走っている。
自身のだけでなく、僕の先走り汁をも塗りたくったその器官は、間近で見るとおそろしく卑猥で官能的だった。
「ああ、翔…」
僕は獄卒の配慮に感謝した。
兜合わせだけでなく、こんなにも早く、翔をおフェラできるなんてー。
しかも、僕のチンポもまた、もうすぐ翔の口に頬張られる…。
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