淫美な虜囚

ヤミイ

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586 弄ばれる肉人形②

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「裸にして…」

 身体中をなぶられながら、僕は哀願した。

 こうなったら、ボンテージ風衣装なんて、もう意味がない。

 いっそのこと、全裸に剥いて、隈なく触って苛めてほしいー。

 そう思ったのだ。

「いいわよ。やってあげて」

 姉さんが命じると、陽が僕のうなじに手をやり、躰を縛っていた紐状のボンテージスーツの留め金を外した。

 スルリ。

 いとも簡単に脱げ落ちる革製の衣装。

 こうして僕は晴れて全裸になり、興奮に震えながら、翔の前に立った。

「さっきの続きを」

 陽が言い、背後に回って僕を羽交い絞めにする。

 クロスした両手の手のひらの腹で、早速乳首をさすり始めたから、たまらない。

「アアア、アアア…」

 餌をねだる子猫みたいに、甘ったるい声で思わず鳴いてしまう僕。

 傍らには陰がひざまずき、兄に合わせて睾丸揉みと肛門攻めを再開した。

 最後は姉さんである。

 再び角度を上げ出した僕の陰茎を右手で握り、ゆっくり扱く。

 チュプチュプチュプチュプ・・・。

 包皮が濡れた音を立て、パフェの上のチェリーのような色をした亀頭の表面をこすり出す。

「アアン、アアン、アアン・・・」

 自分から腰を振ってしまった。

 止めようとしても、ままならない。

 姉さんの手コキが気持ち良すぎて、自らより強い快感を求めてしまうのだ。

 その快感を倍加するのが、陽の乳首いじりと陰の二か所同時攻めだった。

 手のひらの腹で撫でられるたび、カチコチに尖った乳首の先が、痺れるようにうずいてならなかった。

 睾丸の袋の中で、固い精巣同士がぶつかり合うのも、一種独特の快感だった。

 更に陰の人差し指の先端がGスポットにまで届くとなると、もういけなかった。

 陰が指の腹で、ずっと奥の前立腺と直腸との境目のザラザラした肉壁を、円を描くように撫で回し始めたのだ。

「はぐうっ! あはあっ! むきゅうっ!」

 僕はけだもののように喘ぎ、痙攣し、腰を振りたくり、目の前の翔に向かって浅ましく股間を突き上げた。

 そんな僕を、獄卒に犯される愉楽に溺れながら、翔が見つめていた。

 鞭の跡が縦横に走る分厚い胸筋の端と端に屹立した薔薇色の肉芽を抓まれ、股間から生えた硬く重そうな筋肉バキバキの生殖器官をすごい勢いで扱きまくられながらー。

 あの濡れ光る肉の兜の先っちょに、僕のヌルヌルの兜の先っちょをくっつけたい。

 生殖器官同士がキスするみたいに卑猥な尿道口と尿道口興奮にを密着させ、お互いの汁を飲ませ合いたいー。

 そんな妄想が、僕の淫らな躰をどんどん熱くする…。

 

 

 
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