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581 引き裂かれる恥穴⑤
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ゆっさ、ゆっさ、ゆっさ。
獄卒が、翔をペニスで突き刺したまま、踵を上げ下げして、腰を上下に振り始めたのである。
ぶっとい肉竿に貫かれた翔の裸体が、肉竿の支柱に沿って、胡坐縛りの姿勢のまま、飛び上がり、落下する。
クッチュ、クッチュ、クッチュ…。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・アアアン・・・」
粘液の音に翔の喘ぎ声が混じった。
「や、やめ、て…」
翔の口から涎が飛んだ。
「ぼ、ボク、おかしく、なっちゃう…」
縄でこじ開けられた股間からビンビンに勃った如意棒みたいな陰茎が、重そうにぶらんぶらんと揺れている。
「ボクだって。なにかわい子ぶって、甘えた声出してるの、あいつ」
心外そうに姉さんが言う。
「少し前まで巧の調教師だったのに、ずいぶんな変わりようね」
「ペルソナというんですかね」
陽がしたり顔で説明する。
「巧君を買い取って自分好みに調教したのも、ふだんナルシストのM男を演じている人格の裏返しというか」
「いずれ巧と役割を交換して、自分がヤラれる側になることを想定してたってこと?」
「ですね。ご自分が受けに回った時、何をされると一番心地よいか、身をもって巧君に教えたかったのでしょう」
「BL漫画の世界では、あんまり役割交換って歓迎されないんだよね。立場がころころ変わると感情移入しにくくなるから」
「でも、これは現実ですから。翔さまは、何よりも巧君に、真のM男であるご自分の痴態を見せたいのでは」
魅惑的な会話だった。
翔が僕を調教したのは、いつか役割が逆転して、僕に同じことをされるのを望んでいるから?
そしてこのショーは、その一環として、僕に翔に関する更なる知識を与えるため?
ならば、目を皿にして、なんとしてでも、すべてを網膜に焼き付けておかなければ…。
僕があの獄卒に代わって、翔を凌辱するその時のためにー。
そう決心して視線を”ステージ”に戻すと、ショーは次の局面に入っていた。
腰を弾ませるのを中断した獄卒が、股間に翔を乗せたまま、両腕を前に回して、翔の両乳首を指でつまんでいる。
ふたつの乳首をそれぞれ親指と人差し指でつまんで、コリコリよじっているのだ。
よじりながら中指で乳頭を撫でさすられ、翔は目をとろんとさせ、半ば口を開いてハアハア言っている。
なによりもはしたないのは、垂直にそそり立つペニスだった。
普段見えない肉茎の裏側が、ばっちり見えてしまっているのである。
自ら分泌した大量の淫汁で濡れそぼり、赤みを帯びた照明を浴びてテラつく陰影のある筋肉の棒。
その裏面に、僕の目は釘付けだ。
「ふうん、チンポの裏側って、あんなふうになってるんだ」
僕と同じことを考えていたのか、翔の股間を凝視しながら、感心したように姉さんが言った。
「翔みたいな美青年の勃起チンポって、女ならだれでも、ちょっぴり舐めてみたいと思うでしょうね」
「それは男も同じですよ」
くすくす笑って陽がうなずいた。
「許されるなら、僕も思う存分、しゃぶってみたい…。翔さまを見てると、よくそんな気になっちゃいますから」
獄卒が、翔をペニスで突き刺したまま、踵を上げ下げして、腰を上下に振り始めたのである。
ぶっとい肉竿に貫かれた翔の裸体が、肉竿の支柱に沿って、胡坐縛りの姿勢のまま、飛び上がり、落下する。
クッチュ、クッチュ、クッチュ…。
「アアアアアアアア・・・アアアアアアアア・・・アアアン・・・」
粘液の音に翔の喘ぎ声が混じった。
「や、やめ、て…」
翔の口から涎が飛んだ。
「ぼ、ボク、おかしく、なっちゃう…」
縄でこじ開けられた股間からビンビンに勃った如意棒みたいな陰茎が、重そうにぶらんぶらんと揺れている。
「ボクだって。なにかわい子ぶって、甘えた声出してるの、あいつ」
心外そうに姉さんが言う。
「少し前まで巧の調教師だったのに、ずいぶんな変わりようね」
「ペルソナというんですかね」
陽がしたり顔で説明する。
「巧君を買い取って自分好みに調教したのも、ふだんナルシストのM男を演じている人格の裏返しというか」
「いずれ巧と役割を交換して、自分がヤラれる側になることを想定してたってこと?」
「ですね。ご自分が受けに回った時、何をされると一番心地よいか、身をもって巧君に教えたかったのでしょう」
「BL漫画の世界では、あんまり役割交換って歓迎されないんだよね。立場がころころ変わると感情移入しにくくなるから」
「でも、これは現実ですから。翔さまは、何よりも巧君に、真のM男であるご自分の痴態を見せたいのでは」
魅惑的な会話だった。
翔が僕を調教したのは、いつか役割が逆転して、僕に同じことをされるのを望んでいるから?
そしてこのショーは、その一環として、僕に翔に関する更なる知識を与えるため?
ならば、目を皿にして、なんとしてでも、すべてを網膜に焼き付けておかなければ…。
僕があの獄卒に代わって、翔を凌辱するその時のためにー。
そう決心して視線を”ステージ”に戻すと、ショーは次の局面に入っていた。
腰を弾ませるのを中断した獄卒が、股間に翔を乗せたまま、両腕を前に回して、翔の両乳首を指でつまんでいる。
ふたつの乳首をそれぞれ親指と人差し指でつまんで、コリコリよじっているのだ。
よじりながら中指で乳頭を撫でさすられ、翔は目をとろんとさせ、半ば口を開いてハアハア言っている。
なによりもはしたないのは、垂直にそそり立つペニスだった。
普段見えない肉茎の裏側が、ばっちり見えてしまっているのである。
自ら分泌した大量の淫汁で濡れそぼり、赤みを帯びた照明を浴びてテラつく陰影のある筋肉の棒。
その裏面に、僕の目は釘付けだ。
「ふうん、チンポの裏側って、あんなふうになってるんだ」
僕と同じことを考えていたのか、翔の股間を凝視しながら、感心したように姉さんが言った。
「翔みたいな美青年の勃起チンポって、女ならだれでも、ちょっぴり舐めてみたいと思うでしょうね」
「それは男も同じですよ」
くすくす笑って陽がうなずいた。
「許されるなら、僕も思う存分、しゃぶってみたい…。翔さまを見てると、よくそんな気になっちゃいますから」
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